東京都教育委員会は2021年4月22日、2020年度(令和2年度)条件付採用教員の任用状況について公表した。正式採用とならなかった条件付採用教員の割合は、前年度比0.9ポイント減の2.8%だった。 小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校において、2020年度に新規採用した条件付採用教員は前年度比527人減の3,091人、正式採用者は前年度比481人減の3,004人。 正式採用とならなかった者は87人。内訳では、「年度途中の自主退職者等」が83人を占めた。このほか、「懲戒免職」が1人、「正式採用『否』の者」が3人。正式採用「否」となった者の内訳は、「自主退職者」が3人であった。 条件付採用教員のうち、正式採用とならなかった者の割合は2.8%。前年度(2019年度)より0.9ポイント減少し、2016年度の2.7%、2017年度の2.9%とほぼ同水準となった。