ブリタニカ・ジャパンは2021年3月12日、学校教育や個人探究学習用に18テーマ180レッスンのコンテンツを、経済産業省「未来の教室」プロジェクト「STEAMライブラリー」で公開した。日本語と英語の2言語でレッスンを提供する。 STEAMライブラリーは、子どもたちが伸びやかに「未来社会の創り手」として育つきっかけを提供するため、経済産業省が開発を推し進めてきた事業。学校や生徒、保護者が自宅からデジタル教材にアクセスし、探究学習のきっかけやその過程での幅広い論点を見出すことを支援するため、「未来の教室」実証事業の一環として公開されている。 ブリタニカは、従来の科目にとらわれず学際的なテーマに対し、教科横断的な学習と知識を循環させながら学ぶことができるコンテンツを制作・提供している。今回、ブリタニカはSTEAMライブラリー構築事業者に応募し、選定された。グローバル企業である利点を生かして英語学習にも力を入れており、すべてのSTEAMライブラリーコンテンツを日本語と英語の2言語で提供している。 コンテンツは、「モビリティ」「アリの集団」「ドローン」「自動運転」など18テーマ180レッスン(日本語90レッスン+英語90レッスン)にのぼる。レッスンには、さまざまな課題を盛り込んだ「リモートラーニングタスク」や教育用ガイド、生徒用ガイド、授業用レッスンプランが含まれる。◆ブリタニカが提供するコンテンツ18テーマの内容1.バイオハイブリッド2.モビリティ3.スマートハウス4.アリの集団5.地図を収益化する6.心地よさの探究7.体験の共有8.ベジミート9.水素10.バイオジェット燃料11.風力発電12.ドローン13.自動運転14.高耐久の偏光材15.活性汚泥の微生物16.長寿命Oリング17.トンボ18.介護用ロボット