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コロナ感染拡大による高校の進路指導への影響「ある」9割超

 全国の高校の進路指導担当の先生の9割以上が、新型コロナウイルス感染症拡大が進路指導に「影響がある」と回答していることが、ディスコが2020年11月25日に発表した調査結果より明らかになった。

事例 その他
新型コロナウイルス感染症拡大が生徒への進路指導にどの程度影響を与えたか
  • 新型コロナウイルス感染症拡大が生徒への進路指導にどの程度影響を与えたか
  • どのような内容に影響があるか
  • オンラインでの進学先情報の収集や、オンライン面接の対策の指導をしているか
 全国の高校の進路指導担当の先生の9割以上が、新型コロナウイルス感染症拡大が進路指導に「影響がある」と回答していることが、ディスコが2020年11月25日に発表した調査結果より明らかになった。

 調査は、全国の高校で進路指導を担当する先生を対象に実施したもの。有効回答数は334名、このうち国立2名、公立208名、私立124名。実査期間は8月28日~9月16日。

 新型コロナウイルス感染症拡大が生徒への進路指導にどの程度影響を与えたかという質問に、「とてもある」44.3%、「ややある」48.8%と、あわせて93.1%が「影響がある」と回答した。エリア別に見ると、「とてもある」「ややある」と回答した割合は、首都圏が97.4%と最多。北海道・東北は81.1%ともっとも低かった。

 具体的には、「オープンキャンパスへの参加を指導できない」79.6%がもっとも多く、「学内ガイダンスができない」54.8%、「家庭の収入減により志望校を変えざるを得ないケースが出ている」26.3%などが続いた。

 オンラインでの進学先情報収集の指導について、「実施している」69.8%、「実施予定」11.1%。オンライン面接対策の指導を「実施している」10.5%、「実施予定」39.5%だった。

 エリア別に見ると、オンラインでの進学先情報収集の指導を「実施している」「実施予定」と回答した割合は北関東の91.7%がもっとも高い。ついで、首都圏91.0%であった。オンライン面接対策の指導を「実施している」「実施予定」と回答したのは、首都圏65.3%、甲信越59.1%、九州・沖縄54.3%の順に多かった。

 進路指導で困っていることを聞いたところ、「新型コロナウイルス感染拡大影響に伴う入試変更の情報収集が難しい(国公立/中国・四国)」「オンライン面接の準備や指導をしたいと考えているが、どのようにしたらよいかわからない(国公立/首都圏)」「入試改革に関連する一連の動きで生徒も学校も対応に追われている。各大学の入試要項の発表が例年より遅いので、生徒の不安感が強い(私立/北関東)」などの声が寄せられている。
《外岡紘代》

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