トビタテ!留学JAPANは、高校生がSDGsに関連する5つのテーマの探究学習をすることで得られる気付きや学びを発信するプロジェクト「#せかい部×SDGs探究」を開始する。2020年9月28日まで、全国から高校生レポーターと先生レポーターを募集している。 「#せかい部×SDGs探究」は、コロナ禍で人の移動が制限される状況下でも、高校生が世界に関心を寄せ、いつか飛び立ち、海外で学ぶ目的意識を育むきっかけになることを期待する留学啓発事業。高校生向けの意識調査で、留学に対する関心が高い人は、社会課題への関心やSDGsに対する関心も高いことがうかがえることから着想したという。 プロジェクトでは全国からエントリーする100名の高校生レポーターが、5つのテーマをグローバルな視点からオンラインで学習。そこで得た気付きや学びを、トビタテ!留学JAPANの特設ブログサイト(note)や自身のSNSに「#せかい部 sdgs」を付けて、レポーターとして発信する。また、先生レポーターは「#せかい部×SDGs探究」に準じる独自の講座を期間中に1回主宰する。 5つのテーマはSDGsの諸課題から、「貧困の解消」「ジェンダー平等の実現」「住み続けられるまちづくり」「気候変動への対応」「生物多様性の保全」という、高校生にとって「自分ごと化」しやすいものを抽出。各テーマにつき5本程度の学習機会が用意される。 高校生レポーターの応募資格は、2020年10月1日時点で日本の高等学校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部、高等専門学校(1~3年次)、専修学校高等課程に在籍する日本国籍または日本の永住権を持つ生徒。ほかにも、「プロジェクトへの参加を通じて得た学びや気付きを発信できるSNSアカウントを持っていること」など必要な要件がある。なお、海外経験や語学力は特に問わない。 先生レポーターは、全国の高等学校(中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校、専修学校高等課程を含む)の教員が対象。授業または放課後の課外活動の一環として、「#せかい部×SDGs探究」の探究学習プログラムを活用したい教員を募集している。具体的な学習内容は、応募時に教員が選択するテーマに応じて、参加決定後にトビタテ!留学JAPAN事務局と相談のうえで決定する。各校での講座は1回を想定している。 高校生レポーターは100名、先生レポーターは5名を募集する。参加費は無料。トビタテ!留学JAPAN公式Webサイト内の「#せかい部×SDGs探究」レポーター募集の特設ページにて応募を受け付けている。応募受付期間は9月9日から28日まで。 高校生レポーターと先生レポーターの採用結果は、10月4日までに通知する。10月10日にはキックオフガイダンス&交流会が行われ、探究学習とレポート発信を開始する。10月から11月下旬の平日夜や週末に各プログラムを実施し、11月末に探究活動の最終まとめレポートを提出。テーマごとにベストレポーターを選出・表彰し、ベストレポーターに選ばれた5名は、2021年1月中・下旬に予定している成果報告会で、公式サポーターのkemioさんに学びの成果を報告できる権利が与えられる。◆「#せかい部×SDGs探究」レポーター募集応募期間:2020年9月9日(水)~28日(月)参加費:無料応募方法:トビタテ!留学JAPAN公式Webサイト内の「#せかい部×SDGs探究」レポーター募集の特設ページにて受け付けている【高校生レポーター】募集人数:100名応募資格:2020年10月1日時点で日本の高等学校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部、高等専門学校(1~3年次)、専修学校高等課程に在籍する日本国籍または日本の永住権を持つ生徒で、応募要件を満たすもの応募要件:・トビタテ!留学JAPAN「#せかい部」のSNSアカウントをフォローし、本企画に参加を通じて得た学びや気付きを発信できるSNSアカウントを所持していること・名前、学校名、顔写真の掲載を含むSNSでの積極的な発信ができること・キックオフガイダンス&交流会に出席できること・最終レポートの提出ができること・イベントや取材協力に応じられること・レポーターへの応募について保護者と在籍校の許諾を得られること※海外経験や語学力は特に問わない【先生レポーター】募集人数:5名応募資格:全国の高等学校(中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校、専修学校高等課程を含む)の教員※授業または放課後の課外活動の一環として、「#せかい部×SDGs探究」の探究学習プログラムを活用したい教員を募集する