国立情報学研究所(NII)大学の情報環境のあり方検討会は2020年7月31日、第13回「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」をオンライン開催する。事前申込制。Webサイトの参加登録フォームより申込みを受け付けている。 「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」は、新型コロナウイル感染拡大に伴い、遠隔授業などの準備状況に関する情報をできる限り多くの大学間で共有しようと企画。3月26日以降毎週、オンラインで開催している。 第13回となる今回は、海外事情としてドイツと韓国の事例を紹介。韓国教育学術情報院主任研究員が「韓国の小学校から大学までのオンライン授業の実施状況と課題」、近畿大学理工学部准教授が「新型コロナ禍におけるドイツの教育事情紹介」と題して講演する。 このほか、遠隔講義下における東北大学医学部の対面型筆記試験の取組み、東北大学教員向けのオンライン授業アンケート結果、九州大学における新型コロナウイルスの感染拡大下での学生生活アンケート結果、初等中等教育での遠隔授業の事例などを紹介する。質問はチャットで受け付け、口頭で回答する予定。 申込みは、国立情報学研究所Webサイトの参加登録フォームから受け付けている。申込受付後、登録メールアドレスにWeb会議システムへの接続先情報などが送付される。 なお、国立情報学研究所Webサイトでは、過去12回のシンポジウムのアーカイブも公開している。講演映像や資料を見ることができる。◆第13回 4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム日時:2020年7月31日(金)10:30~12:40(予定)申込方法:Webサイトの参加登録フォームから申し込む※申込受付後、登録メールアドレスにWeb会議システムへの接続先情報などを送付