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AI英語教材エービーシード、三省堂の教科書に対応

 三省堂はGlobeeと共同し、Globeeが運営するAI英語教材「abceed(エービーシード)」に三省堂が発行する教科書・教材・辞書を対応させ、2020年5月以降に全国の中学校、高校への導入を開始する。

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三省堂×abceed
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 三省堂はGlobeeと共同し、Globeeが運営するAI英語教材「abceed(エービーシード)」に三省堂が発行する教科書・教材・辞書を対応させ、2020年5月以降に全国の中学校、高校への導入を開始する。

 Globeeが運営する「abceed」は、学習者の難易度や習得状況から最適な問題をAIがレコメンドし、スコアを予測するAI英語教材。反転学習プラットフォーム「abceed for school」では、「abceed」のユーザーに向けて課題を配信したり、各クラス・生徒の学習状況や学習成果としての予測スコア(語彙力/資格試験予測スコア)を確認したりできる。

 三省堂は、高校生向け英語教科書の「CROWN」、中学生向け英語教科書の「NEW CROWN」や英語辞書「ウィズダム英和辞典・和英辞典」、発信型のボキャブラリーを育成する新しい単語帳「チャンクで英単語」を展開している。今回のGlobeeとの業務提携においては、これらの教科書・教材・辞書に対応した学習用の「abceed」と指導用の「abceed for school」を用いて、新たに学校市場への導入を目指す。

 「abceed」を導入した学校の生徒はスマートフォン・タブレット・Webからアプリを通して、三省堂の教科書などをどこでも利用することができ、個別最適化に対応した自主学習が可能になる。先生は「abceed for school」を通し、教科書と連携したワークブックから英語4技能に対応した宿題を配信することができ、その宿題の採点・集計をワンストップで行うことが可能に。これにより、先生の負担を軽減しながら、評価に直結した指導を実現することができる。

 本格展開開始は5月以降を予定している。
《桑田あや》

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