メイツは2020年4月17日、タブレット型教材「英検アプリ」において苦手問題を作成できるAI搭載を開始。学習効率を向上するために、過去3年間、1万人近くの英検アプリユーザーのデータをもとに、AIが各生徒に最適な問題を生成する。 メイツの「英検アプリ」は、限られた時間でも効率的に英検、4技能の学習ができるよう開発された教育機関向けタブレット型教材。この度、代表的な機能の1つである、診断テストの結果から生成される「苦手リスト作成」機能を強化し、さらなる学習効率の向上を図るためにAIの開発を行った。 AIは、1万人近くのアプリユーザーの正誤データから、搭載されている何千問もの問題の単元、難易度を分析。分析されたデータをもとに、アプリを利用する生徒の学力に合わせた最適な苦手リストが生成される。この苦手問題の解答結果も正誤データとしてAIが読み取り、その後の問題作成に活用されるため、日々の学習内容や生徒の習熟度により、AIが作成する苦手問題の最適性も上がるという。 今後、英検アプリの使用機会やユーザー数の増加が実現できれば、AIが読み込む正誤データも加算され、搭載されるAIもより精度の高い問題の生成が可能となる。