京都大学とスズキは共同で小学生向け手書きプログラミング教材「ドロモビでプログラミングをはじめよう」を開発し、2025年10月16日に無償提供を開始した。同教材は、紙と筆記用具、端末さえあれば利用可能であり、子供たちに論理的思考や工学の楽しさを伝えることを目的としている。
学習塾の経営者が強いられている激しい競争と、少子化の影響により、学習塾の倒産が2025年1月から9月にかけて過去最多のペースで増えていることが帝国データバンクの調査で明らかになった。倒産件数は37件にのぼり、2024年の過去最多記録を大幅に超える可能性が高いという。
先週(2025年10月6日~10月10日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。教員の勤務時間最長、高校入試事務手続のデジタル化、学士・修士5年一貫を制度化へなどのニュースがあった。また、10月14日以降に開催されるイベントを10件紹介する。
近畿大学中央図書館は、2025年10月14日からアバター技術を活用した受付窓口対応を開始する。これにより利用者の利便性を向上させ、図書館業務の効率化や働き方改革を図る。
チエルは2025年10月7日、Chromebookの運用管理や協働学習、安全な活用を支援する「InterCLASSシリーズ」をバージョンアップしたと発表した。今回のバージョンアップは、教育DXを推進するための新機能を搭載し、学習者や教育関係者の支援を強化するものである。
高知大学医学部は2025年10月7日、2025年秋学期より、日本英語検定協会(英検協会)が開発中の生成AI搭載英語学習アプリのプロトタイプを正規授業で先行導入すると発表した。このアプリは、個別最適化を実現するAI機能と教員支援の仕組みを備えており、教員の負担軽減や学生間の習熟度の格差解消に寄与することが期待されている。
COMPASSは2025年10月8日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」に新たに「高校入試の練習問題」をリリースしたことを発表した。子供たちが自律的に数学の応用問題演習に取り組むことをでき、学年別・単元別に整理された目次により日々の学習において知識の活用力や思考力を高めるトレーニングとして活用が可能だという。
AIが社会に浸透する中、国際ビジネスの共通語である英語の重要性が増している。国際基準に基づく英語教育に向けて、日本におけるCEFR指標の普及を牽引する東京外国語大学大学院の投野由紀夫教授と、世界中で生涯を通した学びを支援する教育サービス会社ピアソンでGlobal Scale of Englishを展開するマイク・メイヤー氏に話を聞いた。
ケシオンは2025年10月7日、全国の小中学校などを対象とした無料の音声教材「SDGsラジオ」を活用した出張授業の実施状況や企業との連携事例を公表した。年内の授業実施も可能で随時受け付けている。
SINTERASは2025年11月27日までの毎週木曜(一部除く)、保育園・幼稚園・認定こども園を対象とした完全無料の「オンライン勉強会まつり」を開催している。10月9日は「採用と園児募集におけるLINE活用法」がテーマ。申込みは専用フォームより受け付けている。
パラマウントベッドは、小学生向けに睡眠の重要性を楽しく学べる副教材「未来をつくる すいみんにどきどき」を制作。2025年10月より東京都・大阪府・京都府の小学校をおもな対象に、希望の生徒数分の副教材を無償提供する。
メルカリは小学生向けの環境教育教材「地球を救え!リユース探検隊」を同社が運営する教育ポータルサイト「mercari education」で無償提供を開始した。次世代を担う子供たちが3Rの中でも特に「リユース」を楽しく学び、「捨てるをへらす」を自分ごととして捉えることを目的としている。
日本獣医生命科学大学は2025年9月17日、東京都立農業系高等学校(8校)との高大連携事業に関する協定書を取り交わした。今後は相互に連携し、教育・研究の充実および発展を図り、社会に貢献する有為な人材の育成を目指す。
先週(2025年9月29日~10月3日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。外国人の子供1,097人が不就学、文科省・映画「すみっコぐらし」タイアップ、教員の時間外勤務を月45時間以下へなどのニュースがあった。また、10月6日以降に開催されるイベントを7件紹介する。
GMOメディアとバッファローは2025年10月1日、法人向けWi-Fiアクセスポイント「AirStation Proシリーズ」と高校教員向け課題作成サービス「コエテコStudy byGMO」との動作確認を行い、教務DXを推進することを発表した。両商品を組みあわせることで、教員の作業負担を軽減する。
朝日学研シンクエストは、2025年10月1日に学研キッズネットを「キッズネット」としてリニューアルした。子供向けの探究学習ポータルとしてコンテンツを大幅拡充し、「おたすけAI」が学習を支援する機能も追加した。