学校用教材を出版する明治図書出版は2023年7月5日、中学校5教科対応のデジタル教材「MANAVIRIA(マナビリア)」をアップデートし、新たに課題(宿題)配信機能を搭載した。夏休みなど長期休暇中の学習習慣の定着や、教員の負担軽減効果が期待される。
先週(2023年7月3日~7日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。
IHRPは、高校生が6か月間学術的な手法を用いて研究する、全国高校生異分野融合型研究プログラムを実施する。期間は2023年8月第1週から2024年2月下旬まで。個人研究かチーム研究のいずれかを選択して応募する。エントリーは2023年7月19日まで受け付ける。
カシオ計算機は2023年7月5日、経済産業省「探究的な学び支援補助金2023」の事業者に採択されたことを受け、教育委員会と私立高校を対象に実証校・自治体を募集すると発表した。対象期間中、ICT学習アプリ「ClassPad.net」などが無償利用できる。
じゃらんリサーチセンター(JRC)は静岡大学と共同で、キャリア教育に「余暇の過ごし方」の視点を取り込んだ教育プログラムを開発。2023年7月4日、静岡県内の高校で実施した授業のようすを公表した。使用教材は、教育関係者・旅行業界向けに無料提供している。
学研キッズネットはa.schoolと共に、気候変動を学べる動画や調べ学習に最適な資料集を制作し、神奈川県気候変動適応センターの新しい小学生向け教材「かながわ気候変動WEB KIDS」を公開した。教員向けマニュアルや授業で使えるシートがダウンロードできる。
ストリートスマートが運営する先生のための総合プラットフォーム「master study(マスタースタディ)」では、会員向けに「Google for Education活用ライブセミナー」を毎週水曜にオンライン開催している。会員登録後、セミナー要申込み。
先週(2023年6月26日~30日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。私立13大学で定員増減、約85%の教育委員会が学習eポータル導入、大学人気ランキング等のニュースがあった。また、7月4日以降に開催されるイベントを19件紹介する。
Classiは2023年6月26日より、高校向けのAI搭載の「学習トレーニング」に、新たに中学校範囲の問題を追加した。これにより、中高一貫校における、AIによる個別最適な学習を実現するという。
複業で先生をしたい外部人材と学校をつなぐ「複業先生」を運営するLX DESIGNは2023年6月27日、ChatGPTを活用した授業案自動生成機能(β版)の提供を開始した。授業のテーマや目標などを即座に表示し、より手軽に外部人材を活用した授業が実現できるという。
大日本印刷(DNP)と図書館流通センター(TRC)は、「ライトアニメ」を活用して映像化した学習マンガなどのコンテンツを自治体や学校の電子図書館向けに提供開始。第1弾として、2023年6月27日に「週刊マンガ日本史 改訂版」シリーズの6タイトルを発売した。
ICT活用教育に関する総合展示会「第8回 関西教育ICT展」が2023年8月3日と4日の2日間、インテックス大阪にて開催される。出展企業は6月1日時点で約70社。ICT整備やeラーニング、情報モラルなど多彩なセミナーが実施される。入場無料、事前登録制。
ポーラは2023年6月下旬より、朝日学生新聞社と共に作成した「10代のためのジェンダーの授業」冊子第2弾を、全国の小・中学校約3万校に順次寄贈する。これからの未来を担う10代に、ジェンダー平等について考え、知ってもらうきっかけを作ることが目的だという。
ゼッタリンクスは2023年6月22日、経済産業省「探究的な学び支援補助金2023」の支援事業者として採択が決定したことを発表した。補助金を活用する学校は、Google活用支援ツール「こどもSuite」などを年内無料で利用することができる。応募締切7月31日。
JTBは、現役小学校教諭の正頭英和先生と共同開発した、企業訪問のための事前事後学習教材「ことばdeスナイパー」を2023年7月3日より全国の中学高校向けに発売する。“キャッチコピーづくり”という課題により、中高生の学びの充実と、企業の魅力発信のきっかけを提供する。
COMPASSは2023年6月23日、学習eポータル+AI型教材「Qubena」の各利用自治体における学習データを、要望にあわせて連携先を限定することなく提供していくことを発表した。詳細で多様なデータ項目で提供することにより、さらなる個別最適な学びの実現を支援していく。