教育ネットとミラボは、共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「第4回全国統一タイピングスキル調査」を実施するため、調査に参加可能な自治体と学校を募集している。参加費無料。調査期間は2023年12月末日まで。
らっこたんは、タイピングスキルや情報モラルの基礎知識に加え、身近な情報を活用する場面を疑似体験しながら、情報活用能力を身に付けることができるクラウド型デジタル教材。特に、AI技術を活用したタイピングスキルは、個人の習得度にあわせて効率的にスキルを習得できるという。
全国統一タイピングスキル調査は、全国の小中学生が対象。自治体・学校単位で子供たちのタイピングスキルを可視化することで、端末活用に必要なスキルの習得を促すことを目的としている。自治体・学校・受検した児童生徒それぞれが、調査を受けたその場でグラフ化されたデータを確認することができる。また、詳細データは後日、自治体・学校へレポート形式でフィードバックされる。
調査は2022年度より開始し、これまで計3回実施した。日本全国延べ3万2,782人の児童生徒が参加し、学年別1分間あたりの正しい入力文字数などの統計結果を得ることができたという。調査には、第4回からの参加も可能。第3回までに参加した場合は、スキル推移がわかる前回の調査結果との比較レポートも返却するとしている。
第4回の調査は、ローマ字をまだ習っていない低学年でもできる「アルファベット入力」と「小学校1年生で習った漢字を使った短文」について実施する。参加費は無料。期間は12月31日まで。参加を希望する自治体・学校は、Webサイトより申し込む。申込み後、タイピング調査実施日を決定する。
◆第4回全国統一タイピングスキル調査
期間：2023年8月23日（水）～12月31日（日）
対象：自治体・小中学校（調査は小中学生が実施する）
参加費：無料
申込方法：Webサイトより申し込む
