文部科学省のあべ俊子大臣は2025年8月29日に記者会見を行い、自殺予防週間を前に悩みや不安を感じている児童生徒や保護者へ向けたメッセージを再度伝えた。また、2026年度概算要求と、いわゆる「高校無償化」の実現に向けた2026年度税制改正要望などについて見解を述べた。
文部科学省は2025年8月29日、2026年度からの私立大学の収容定員の変更に係る学則変更予定一覧を発表した。私立大学13校で入学定員の変更が行われる。芝浦工業大学、東京理科大学、立教大学、立命館大学などが対象となり、各大学で学部・学科の廃止や新設が予定されている。
2025年8月29日、文部科学省は2026年度に開設予定の大学等の設置認可について、大学設置・学校法人審議会の審議を経て答申を行った。今回の答申では、3校の新設大学と12校の新学部が認可された。
先週(2025年8月25日~8月29日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。文科省概算要求に教員定数・処遇改善など1兆6,504億円、小中学生が過去最少・大学生は過去最多、学校施設のバリアフリー化推進、東京都「新たな教育のスタイル」モデル校指定などのニュースがあった。また、9月1日以降に開催されるイベントを6件紹介する。
文部科学省は2025年8月29日、2026年度(令和8年度)予算の概算要求を発表した。一般会計総額は前年度比10%増の6兆599億円。GIGAスクール端末の更新など学校DXに169億円など、前年度を大きく上回る予算を盛り込んだ。
北海道教育委員会は、文部科学省のマイスター・ハイスクール普及促進事業の「北の専門高校ONE-TEAMプロジェクト」において、専門高校との連携が可能な、各産業に従事する職業人(産業実務家教員)を募集している。応募締切12月19日。
文部科学省は2025年8月27日、2025年度学校基本調査の速報値を公表。在学者数は、小学校が581万2,379人、中学校が310万5,307人で、前年度の過去最少を更新。一方、幼保連携型認定こども園、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校、大学は前年度の過去最多を更新した。
文部科学省は2025年8月27日、2026年度(令和8年度)開設予定の大学の学部等の設置届出(6月分)を公表した。立命館大学や大阪公立大学大学院など、8校の届出が受理された。
文部科学省は2025年8月26日、国内26の大学・研究機関の連携により構築した「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)」事業における蓄積データ約11万件の共用利用を開始すると発表した。サービス開始は9月30日の予定。
文部科学省は2025年8月26日、2025年度(令和7年度)数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度の認定・選定結果を発表した。審査の結果、新たにリテラシーレベル98件(プラス選定2件)、応用基礎レベル132件(プラス選定4件)を認定した。
文部科学省のあべ大臣は2025年8月26日、記者会見を行い冒頭、TICAD9の成果報告や韓国出張、医学系研究支援プログラムの採択課題の決定などについて説明した。医学系研究支援プログラムでは全国の大学を対象に公募し、総合型6課題(6大学)、特色型6課題(20大学)を採択した。
文部科学省は2025年8月26日、医学系研究支援プログラムの選定結果を公表した。「総合型」に東京大学など6機関の6課題、「特色型」には名古屋大学などを代表機関とする計20大学による6課題を選定した。2027年度末までの事業実施期間中、医学系研究力の向上に向けて戦略的に研究を推進していく。
文部科学省初等中等教育局は2025年8月25日、非常勤職員(時間雇用職員)採用について発表した。職名は事務補佐員で1名を募集。採用期間は10月1日~2026年3月31日。応募締切は9月11日午後5時必着。
文部科学省は2025年8月22日、学校設置者等に対し、学校施設におけるバリアフリー化の一層の推進について通知した。スロープ等による段差解消、バリアフリートイレ、エレベーターの設置について、2030年度末までの整備目標を定めている。
先週(2025年8月18日~8月22日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。大学発ベンチャー表彰、保護者からの過剰な苦情・不当要求「学校以外が担う」、夏休みが明ける子供たちへ文科大臣が寄り添うメッセージなどのニュースがあった。また、8月25日以降に開催されるイベントを10件紹介する。
文部科学省は2025年8月22日、2025年度(令和7年度)文部科学大臣優秀教職員表彰「社会に開かれた教育実践奨励賞」に係る推薦団体の募集について発表した。推薦団体の登録はメールで9月19日当日必着分まで受け付ける。