情報処理学会は2026年10月13日、「情報科全教科書用語リスト第2版」を公開した。高等学校情報科の検定済教科書に登場する用語を体系的に整理したもので、2026年度に出版された教科書に応じた改訂を加えたものとなっている。
同リストは、2022年度までに出版された検定済教科書すべての索引に現れる用語を再構成した「情報科全教科書用語リスト」(2024年4月12日公開)に対し、2026年度出版の検定済教科書の索引用語を追加したもの。説明付きの用語数が約2.7倍に増加し、カテゴリ分けも約1.6倍に精密化された。
作成にあたっては情報処理学会情報入試委員会のメンバーが関与しており、赤澤紀子氏、赤池英夫氏、柴田雄登氏、角田博保氏、中山泰一氏らが執筆した論文「情報科教科書に現れる用語の変遷:情報ABCから情報I・IIまで」(情報処理学会論文誌「教育とコンピュータ」Vol.10、No.1、pp.13-24、2024年)がもととなっている。
さらに、赤澤紀子氏、赤池英夫氏、角田博保氏、中山泰一氏による論文「共通教科情報科の教科書改訂の傾向調査―2026年度版『情報I』を中心に―」(情報処理学会論文誌「教育とコンピュータ」Vol.13、No.1、2027年掲載予定)も関連研究として位置づけられている。
高校の情報科教育では2022年度から「情報I」が必履修科目となり、2025年度からは大学入学共通テストでも出題されるなど重要性が高まっている。同リストは、高等学校での授業や大学における入試問題作成の参考資料として活用できる。







