NECスペーステクノロジーと日本旅行は、宇宙産業を題材としたSTEAM教育・探究学習の推進を目的とした業務委託契約を締結した。日本旅行が学校向けに開発した探究体験プログラム「ミライ塾」において、人工衛星開発の最前線を学ぶ「人工衛星ものづくり現場体験プログラム」を2026年10月から提供する。
日本旅行は2021年より、宇宙を題材とした独自の探究体験プログラム「ミライ塾」を展開してきた。これまでに全国60校・約2万人を超える小中高生に宇宙教育を提供しており、宇宙を切り口とした探究学習やSTEAM教育をさまざまな形で推進してきた。
一方、NECスペーステクノロジーは、NECが日本初の人工衛星「おおすみ」の開発に携わって以来培ってきた宇宙開発の技術と知見を受け継ぎ、現在はNECと連携しながら、人工衛星やロケットに搭載される電子機器の開発・製造を行っている。
両社は「本物に触れる体験こそが未来を切り拓く学びにつながる」という共通の考えのもと、日本旅行の教育プログラム開発・運営ノウハウと、NECスペーステクノロジーがもつ宇宙開発・人工衛星ものづくりの知見を融合し、次世代人材の育成に貢献するSTEAM教育プログラムを提供するため、業務委託契約を締結した。
同プログラムは、見学当日に「座学」「施設見学」「はんだ付け体験」の3つの構成で実施される。
座学では、宇宙産業の概要や人工衛星の役割・活用方法を学ぶほか、人工衛星やロケットに搭載される電子機器の開発・製造についても学ぶ。
施設見学では、人工衛星や搭載機器の展示品を見学し、仕組みや特徴を学ぶ。また、映像やVRコンテンツを通じて工場や試験設備を見学し、宇宙機器の開発・試験への理解を深める。
はんだ付け体験では、はんだ付けの実演見学や体験を通じて、ものづくりの工程を学ぶ。宇宙開発を支える技術者による講義や開発現場の見学、ものづくり体験を組みあわせることで、科学・技術・工学への興味・関心を育むとともに、探究心や課題解決力の育成を図る。
同プログラムへの申込みは日本旅行の宇宙事業推進部が受け付ける。受付時間は平日午前10時から午後5時まで(土日・祝日・年末年始休業)。







