京都市教育委員会は2026年9月11日、2027年度(令和9年度)京都市立学校教員採用選考試験の結果を公表した。採用予定数450人に対し、出願者は1,457人、内定者は441人。内定者のうち新卒者が217人と、約半数を占めた。
2027年度京都市立学校教員採用選考試験は、第1次試験を6月13日~21日、第2次試験を8月7日~9日に実施し、最終選考結果を9月11日に発表した。出願者1,457人のうち、1次受験者は1,351人、1次合格者は840人。2次受験者808人を経て、441人を内定した。内定者数は、平成以降で過去最多となった前年度の482人(追加合格者を含む)につぐ人数となった。
内定者のうち新卒者は217人。このうち102人が「大学3回生等JUMP UP特別選考(合格者コース・一部合格者コース)」による受験者で、39人が大学・大学院推薦制度の利用者だった。
また、京都市独自の教員養成システム出身者は114人を内定した。京都市の常勤講師は142人で、内定者の約3割を占めた。なお、常勤講師の人数は志願者の自己申告に基づく集計であり、実際の人数とは異なる可能性があるとしている。
1次受験者数を内定者数で割った全体の倍率は3.1倍で、前年度から0.4ポイント上昇した。
校種別の倍率は、幼稚園・小学校2.9倍(前年度比0.4ポイント増)、中学校2.9倍(同0.3ポイント増)、高等学校7.3倍(同1.0ポイント増)、総合支援学校1.7倍(同0.2ポイント減)、養護教諭7.0倍(同0.2ポイント増)、栄養教諭8.8倍(同1.5ポイント増)。校種別の内定者数は、幼稚園2人、小学校162人、中学校170人、高等学校21人、総合支援学校70人、養護教諭12人、栄養教諭4人となっている。
内定者を対象とした採用前研修会は、2026年10月下旬~2027年2月に実施する。校種・職種別研修のほか、希望者を対象とした3日間の学校・園現場研修を予定している。また、京都教師塾の映像配信「オンライン特別講座2027」全10回を内定者にも公開する。
京都市では今回の試験から、第2次試験の内容を見直し、集団討議に替えて新たに個人面接を実施した。今後も、優秀な人材の確保に向けて取組みを進めるとしている。








