内田洋行教育総合研究所は2026年9月27日、東京・中央区の内田洋行新川本社ビルにて、イベント「AI時代の先生を誰がどう育てるのか」を開催する。杉並区教育長や帝京大学学長、現役の小中学校長などを招き、AI時代に求められる教員の役割と、その育成・支援のあり方について、大学・自治体・学校の連携という視点から議論する。
AIの活用が教育現場にも広がる中、教員の役割があらためて問い直されている。知識の伝達や教材の準備など、これまで教員が担ってきた業務の一部をAIが代替できるようになりつつある。一方で、子供ひとりひとりの細かな変化に気付き、言葉にならない思いを受け止めたり、子供が自ら考え、選択し、歩んでいく過程を支えたりすることなど、人間の教員だからこそ担える役割の重要性も増している。
同イベントは、学校現場の実態を出発点として、AI時代に求められる教員像と、その育成・支援のあり方を多角的に考えることを目的に3部構成で進行する。
第1部「学校現場から見える『人間の先生』の役割」では、帝京大学と杉並区の連携のもと、区内の小中学校で教員の活動を観察した学生による報告が行われる。そのうえで、杉並区立天沼小学校長の薩摩博之氏と、杉並区立富士見丘中学校長の横田和長氏が、学校現場の実態について報告する。
第2部「『考える先生』を育てるために、自治体と大学は何をすべきか」では、教育行政を担う立場と、教員養成を担う大学の立場から、これからの教員像やその養成・育成について議論を深める。登壇者は、杉並区教育長の渋谷正宏氏と、帝京大学理事長・学長の冲永佳史氏。
第3部では、パネルディスカッションを実施。第1部、第2部の内容を踏まえ、大学・自治体・学校それぞれの役割と連携のあり方について、参加者も交えて議論を行う。ファシリテーターは、教育ジャーナリストで上智大学特任教授、帝京大学客員教授の松本美奈氏が務める。このほか、元杉並区教育長で同プロジェクトの監修を務める井出隆安氏も登壇する。
AIが教育に深く関わる時代において、人が教員として子供と向き合うことの意味を問い直し、「考える先生」を育て、支えるために何が必要なのかを、さまざまな立場から考える機会となる。参加は無料で、定員は40名程度。申込みは9月25日午後5時に締め切られる。
◆AI時代の先生を誰がどう育てるのか
日時:2026年9月27日(日)14:00~17:00
会場:内田洋行 新川本社ビル B1F CANVAS(東京都中央区新川2-4-7)
対象:誰でも参加可能
募集人数:40名程度
締切:2026年9月25日(金)17:00
参加費:無料
申込方法:Webサイトより申し込む








