文部科学省は2026年6月3日、Asian International Mobility for Students(AIMS、エイムズ)Programme参加大学選定の公募を開始した。公募期間は7月6日午後6時まで。6月12日には、公募説明会をオンライン開催する。
AIMS Programmeは、2010年に政府主導の学部生向け国際交流プログラムとして開始された、各国政府や大学が参画する学生交流枠組。現在の参加国は、東南アジア諸国に日本や韓国を加えた計10か国。これまで約90機関が参画し、延べ7,000人以上の学生が参加している。
日本は2013年にAIMS Programmeへ加盟し、2013年度から2017年度にかけて文部科学省事業「大学の世界展開力強化事業(AIMSとの連携)」を通じて採択大学の取組みを支援してきた。今後は、これまでの成果を踏まえ、質の高い学生交流を実施する能力と意欲を備えた国内大学がより広く参加できるよう、参加希望大学を5年ごとに公募し、審査・選定を行う。
申請機関は、日本の国公私立大学(学校教育法第2条第2項に規定する国立学校、公立学校、学校法人が設置する私立学校)。ただし、申請する大学は直近の学校教育法第109条第2項に基づく認証評価において不適合の評価を受けていないこと。
選定件数は10大学程度。申請は大学を単位とし、1大学が同事業に申請できる件数は1件。選定の有効期間は、選定日から2031年(令和13年)3月31日まで。選定大学には、日本学生支援機構が実施する「海外留学支援制度(協定派遣型)」による奨学金が重点政策枠として措置される予定。
選定要件のうち、AIMS共通要件は対象が学部学生、使用言語は英語、交流期間は1学期以上(最長6か月)、学期ごと最低5つの国際プログラムまたは10の英語による講義科目を提供する、単位互換および認定をともなう交流、派遣学生に奨学金を支給、授業料は相互免除など。交流分野は「ホスピタリティ&観光」「農業」「言語・文化」「国際ビジネス」「食料科学技術」「工学」「経済学」「持続可能な発展のための科学(環境マネジメント科学、バイオダイバーシティ、海洋科学)」。
連携相手大学は、「AIMS Programme交流対象機関リスト」に掲載されている大学から選定する。ただし、AIMS Programmeには韓国も参画しているが、日韓間の交流は実施対象外であることには注意が必要。
文部科学省が設定する選定要件は、「プログラムの大学の戦略上の位置付けと適切な目標設定」「プログラム内容」「実施体制」「東南アジア諸国の大学との学生交流実績とその成果、予定する取組みの先導性と実現可能性」。
申請を希望する大学は、所定の申請書類を作成のうえ、7月6日午後6時までの公募期間内にメールで提出する。提出期限を過ぎてからの書類提出や差し替えはできない。審査は7月後半、審査結果の通知・公表は8月。提出方法や要件などの詳細は、AIMS参加大学選定実施要領などから確認できる。
公募説明会は6月12日午後2時からWeb会議システム(Zoom)で開催する。参加登録は6月11日午前10時まで、参加申込登録フォームから受け付ける。なお、公募説明会に出席しない場合も申請は可能。
◆AIMS Programme参加大学公募
公募期間:2026年6月3日(水)~7月6日(月)18:00
申請機関:日本の国公私立大学
選定件数:10大学程度
申請方法:所定の申請書類をメールで提出する
【公募説明会】
日時:2026年6月12日(金)14:00~
形式:オンライン(Zoom)
登録締切:2026年6月11日(木)10:00
登録方法:参加申込登録フォームから受け付ける












