STOCK-UPは2026年6月1日より、教員志望の学生や教育に関心のある学生を対象とした無料コミュニティ「TEACH OUT for NEXT-Education」を開始する。「教員になる前に、学校の外へ。」をコンセプトに、社会・経済界・AI・キャリアに触れながら、これからの教育や子供たちの可能性について考える実践型コミュニティとして運営される。
文部科学省は2026年2月13日、「高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)~2040年に向けた『N-E.X.T(ネクスト)ハイスクール構想』~」を公表した。2040年を見据えた高校教育の改革やこれからの学びのあり方が議論される中、教員には知識を教えるだけでなく、社会と学びをつなぎ、子供たちの可能性を広げる視点が求められている。
一方で、多くの教員志望学生は、小学校・中学校・高校・大学を経て、そのまま教育現場へ進む。子供たちが将来出ていくのは学校の外にある社会であり、企業、地域、経済界、行政、AI、キャリア、多文化社会といった領域に学生のうちから触れることが、子供たちに見せられる未来の幅を広げることにつながるという考えのもと、同コミュニティは設立された。
同コミュニティでは、「社会人・経済界によるトーク」「教員とのリアル対談」「教育ディスカッション」「AI勉強会」「キャリア相談」「N-E.X.Tハイスクール構想などの最新教育に関する勉強会」の活動を予定している。
参加対象は、教員採用試験を目指す学生、教育実習中または教育実習を控えている学生、教員か一般就職で迷っている学生、教育に関心のある学生など。参加費は学生無料で、形式はオンラインコミュニティ、説明会、勉強会、対話イベントなど多様な形態で実施される。
開始当初はオンライン説明会、オープンチャット、個別相談、ミニ勉強会などから始め、今後は学校・大学・企業・地域団体とも連携しながら、教員志望学生が学校の外にある社会とつながれる機会を拡大していく予定だ。また、教育に関心のある企業や団体との連携も進め、学生が社会を知り、企業や社会人が教育を知る双方向の学びの場の構築を目指す。
現在、同コミュニティには複数の企業・団体が参画している。0.01 SPRINT PROJECT/FRDは、スプリント指導を軸に学校派遣かけっこ教室や企業研修などを行う団体で、スポーツを通した教育の可能性を広げるパートナーとして参画する。薩摩就活ナビ/鶴結びは、鹿児島を中心とした全国の大学生に向けてキャリア支援・採用支援を行っており、学生のキャリア形成を支えるパートナーとして参画する。田中紙業は、段ボールケースや緩衝材などの提案・設計・製造を行うものづくり企業で、高校生との実践的な教育連携にも取り組んでおり、協賛企業として支援する。
主催するSTOCK-UP代表取締役の久保敬寛氏は「私は東京学芸大学で教員免許を取得しましたが、卒業後は教員ではなく人材系企業へ進みました。企業では、営業、経営企画、人材育成などに関わり、売上、利益、採用、組織、経営のリアルを見てきました。現在は、学校向けのキャリア教育・AI・探究の授業、企業研修、地域の教育活動に携わっています。学校にも入り、企業にも入り、地域教育にも関わる中で強く感じるのは、教育は学校の中だけでは完結しないということです。子どもたちは、いずれ学校の外にある社会へ出ていきます。だからこそ、これから教員になる学生には、学生のうちに学校の外を知る機会を持ってほしい。TEACH OUT for NEXT-Education は、教員志望学生に一般就職をすすめる場ではありません。社会を知ったうえで教育に関わる人を増やし、子どもたちの未来の選択肢を広げるための場です。まだ小さな取り組みですが、教育と社会をつなぐ実践型コミュニティとして、少しずつ育てていきたいと考えています」とコメントしている。
◆TEACH OUT for NEXT-Education
日時:2026年6月1日(月)開始
会場:オンライン(説明会・オープンチャット・勉強会・対話イベントなど)
対象:教員志望学生、教育に関心のある学生、教員採用試験と一般就職で迷っている学生、教育実習中または教育実習を控えている学生
参加費:無料(学生対象)
申込方法:詳細はSTOCK-UP WebサイトまたはコミュニティWebサイトを参照









