学校における児童生徒の死亡事故の死因の第1位が「突然死」である現状を踏まえ、心肺蘇生やAEDの活用を軸とした救命教育の普及・推進を目的としたフォーラムが2026年5月11日、川崎市立下小田中小学校で開催される。公開授業とシンポジウムの2部構成で行われる。
文部科学省は「学校事故対応に関する指針(2016年3月作成、2024年3月改訂)」などで、心肺蘇生やAEDの積極的活用など学校の危機対応能力の向上を呼び掛けている。また、2021・2022年度から実施している中・高等学校の学習指導要領では、生徒が胸骨圧迫やAEDの使用など一次救命処置を身に付けられるよう、実習を通して指導することが明記された。
さいたま市では、2011年9月に駅伝練習中に突然倒れ亡くなった桐田明日香さんの事故を踏まえ、「体育活動時等における事故対応テキスト~ASUKAモデル~」を作成し、小学校からの一貫した救命教育を推進している。さいたま市のように小学校から取り組む自治体は全国に広がり、児童生徒の活躍で家族や市民の命が救われる事例も確実に増えているという。
フォーラムは2部構成で実施される。テーマは「学校での突然死ゼロを目指して~小学校からの教諭による救命教育の推進~」。第1部では、教諭による救命教育(心肺蘇生やAEDの活用)の公開授業を行う。第2部では、医師などの医療・救急関係者、学校や教育委員会の担当者、文部科学省などの教育関係者、保護者らによるシンポジウムを通して、「学校での突然死ゼロ」を目指す取組みを探究する。
参加費は無料で、事前申込み制となっている。定員は200人で、定員になり次第締め切られる。申込締切は4月30日。
◆第9回日本AED財団 Schoolフォーラム
日時:2026年5月11日(月)13:15~16:10(12:30受付開始)
会場:川崎市立下小田中小学校(川崎市中原区下小田中3-35-1)
参加費:無料
定員:200人
申込締切:2026年4月30日(木)
申込方法:申込フォームより









