川崎市教育委員会は2025年12月3日、2025年度実施の川崎市立学校教員採用候補者選考試験「秋期選考」の最終結果を発表した。小学校30人、中学校・高等学校14人、特別支援学校3人の計47人が合格を果たした。全体の実質倍率は4.1倍だった。
川崎市立学校教員採用候補者選考試験の秋期選考は、2024年度実施試験より開始。2025年度実施試験からは、一般選考で小学校に加え、中学校・高等学校、特別支援学校にも募集枠を拡大し、10月18日に第1次試験、11月1日から16日にかけて第2次試験を実施した。
全体の応募者数288人、第1次試験受験者191人（1次試験を免除されている特別選考B・Cの受験者を含む）、第1次試験合格者152人（同）に対し、最終合格者は47人。
最終合格者の内訳は、小学校30人、中学校・高等学校14人、特別支援学校3人。中学校・高等学校の最終合格者を教科別でみると、国語2人、社会3人、数学3人、理科4人、情報1人、商業1人。選考区分別では、一般選考が27人、特別選考Aが９人、特別選考Bが6人、特別選考Cが5人。
実質倍率（受験者数／最終合格者数）は4.1倍。受験区分別の実質倍率は、小学校2.6倍、中学校・高等学校6.9倍、特別支援学校5.3倍だった。
川崎市教育委員会Webサイトでは、合格者受験番号や実施結果のほか、合格基準や選考概要、テーマ・課題一覧も公開している。
