朝日新聞社が運営する朝日新聞のデジタル版は2026年4月、学校での教育目的に限りデジタル版を特別料金で提供する「教材コース for students」を新設する。導入に先立ち、2025年10月6日から先着100校限定で、お得に利用できる先行申込みの受け付けを開始している。
「教材コース for students」は、朝日新聞のデジタル版を活用することで、生徒ひとりひとりの関心に寄り添いながら、答えがひとつでない問題に向きあう力を身に付け、視野を広げることの一助になりたいとの想いから新たに展開するサービス。
「教材コース for students」の展開にともない、学校向けに販売中の「教材コース」は「教材コース for teachers」に名称を変更。職員室向けの「for teachers」は学校内限定で1つのIDを同時に10台まで複数名で利用可能。「for students」は生徒1人ずつにIDを発行し、個別のタブレットやPCで閲覧でき、自宅学習にも利用できる。
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先着100校限定の先行申込みでは、2026年1月31日までに申込みの場合は2月1日から2か月間、2月28日までに申込みの場合は3月1日から1か月間、サービス開始前に無料でトライアル利用ができる。
「教材コース for students」は、原則250名以上かつ年間での利用が条件となるが、生徒数が少ない学校は別途相談可能。利用料金は1人あたり月額33円、年額396円(いずれも税込)。朝日新聞のサービスページにて申込み、問い合わせを受け付けている。








