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立命館、ニュージーランド政府機関と教育協力協定

 立命館大学は2025年10月21日、エデュケーション・ニュージーランド(ENZ)と教育における協力協定を締結した。協定は立命館大学および附属校との間で結ばれ、ニュージーランドへの留学や研修に関わる情報交換や支援を促進することを目的としている。

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Sahinde Pala氏(左)と仲谷総長(右)
  • Sahinde Pala氏(左)と仲谷総長(右)

 立命館大学は2025年10月21日、エデュケーション・ニュージーランド(ENZ)と教育における協力協定を締結した。協定は立命館大学および附属校との間で結ばれ、ニュージーランドへの留学や研修に関わる情報交換や支援を促進することを目的としている。グローバルな視野と実践力を備えた人材育成を目指す。

 協定の背景には、立命館大学がグローバル人材育成を教育の柱として掲げてきたことがある。特に立命館宇治中学校・高等学校では、2000年よりニュージーランドとの長期留学や交換留学を実施し、信頼関係を築いてきた。こうした取組みの中で、ENZとの連携が構築され、留学受け入れ校の開拓支援や教員による現地教育施設の視察など、協力関係が深まり、今回の協力協定締結に至ったという。

 協定内容には、学校間の交流や大学間の連携、生徒交換プログラム、ニュージーランドへの研修旅行が含まれる。また、ニュージーランドにおける教育機関とのイベント案内や参加支援も行う。

 エデュケーション・ニュージーランド(ENZ)は、ニュージーランド政府の独立機関として国際教育戦略に基づき、多岐にわたる教育機関と協力し国際化や交流の促進を図っている。世界18か所に拠点を持ち、約100名の職員が活動している。

《吹野准》

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