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日本語教員試験、受験票10/16午前10時マイページで公開

 2025年度(令和7年度)「日本語教員試験」の受験票が2025年10月16日午前10時(予定)、マイページ上で公開される。出願者は、受験票をダウンロードして印刷し、試験当日に持参する。試験は11月2日、全国9か所で行われる。

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 2025年度(令和7年度)「日本語教員試験」の受験票が2025年10月16日午前10時(予定)、マイページ上で公開される。出願者は、受験票をダウンロードして印刷し、試験当日に持参する。試験は11月2日、全国9か所で行われる。

 日本語教員試験は、2024年(令和6年)4月に始まった国家資格「登録日本語教員」になるために必要な資格試験。日本語教育を行うために必要な知識や技能を有するかどうか判定するために行われる。日本語教員試験に合格し、登録実践研修機関の実践研修を修了した者は、登録日本語教員として文部科学大臣の登録を受けることができる。

 2年目となる2025年度日本語教員試験は、7月14日から8月22日まで出願を受け付けた。10月16日午前10時(予定)からは、試験システム上のマイページから、受験票をPDF形式で発行する。マイページ上で受験票のダウンロードが可能になると、メールで連絡があるという。

 出願者は、試験当日までにA4サイズの紙に受験票を出力印刷し、当日会場に持参する。受験票をスマートフォンやタブレットにダウンロードして持ち込むことは不可。受験票の郵送は行われないため、必ず紙に印刷して持参する必要がある。

 試験実施日は11月2日。試験会場は、北海道大学(札幌キャンパス)、東北学院大学(五橋キャンパス)、東京大学(駒場キャンパス)、電気通信大学、愛知学院大学(名城公園キャンパス)、桃山学院大学、岡山大学(津島キャンパス)、佐賀大学(本庄キャンパス)、琉球大学(千原キャンパス)の全国9か所。結果通知は12月12日(予定)。

 試験は、基礎試験(120分)と応用試験(読解100分、聴解50分)。基礎試験では、日本語教育を行うために必要となる基礎的な知識および技能を「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語」の区分ごとに出題する。応用試験では、基礎的な知識および技能を活用した問題解決能力を測定するため、教育実践と関連させて出題する。

 出題数と配点は、基礎試験が100問100点、応用試験が110問(読解60問、聴解50問)110点。合格基準は、基礎試験が各区分で6割程度の得点があり、かつ5区分の総合得点で8割程度の得点があること。応用試験は、総合得点で6割程度の得点があること。

 試験当日の注意事項や持参物などは、試験案内から確認できる。文部科学省Webサイトでは、実施要項やサンプル問題なども公開している。

《奥山直美》

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