金城学院大学(名古屋市守山区)は2025年6月16日、三重県四日市市の暁高等学校と教育実践に関する事業の連携協力協定を締結した。今後、出張講義や、協定高等学校高大接続型推薦入試(協定校入試)の実施などを予定している。
暁高等学校は1946年に宗村佐信初代理事長が創設した私立高等学校で、女子教育を通じて豊かで平和な社会の実現を目指している。この理念は金城学院大学の教育理念とも深く通じており、これまで模擬授業や進路相談のための教職員派遣を通じて協力関係を築いてきた。今回の協定は、両校が人的・知的資源の交流・活用を通じて新たな学びの場を創出し、教育の充実と発展を目指すことを目的としている。
協定に基づく連携事業は、「高校生のための施設案内や模擬講義の実施」「大学教員による高校への出張講義の実施および探究学習への協力」「教育についての情報交換および交流」「協定高等学校高大接続型推薦入試(協定校入試)の実施」「大学の有する施設の利活用」などを予定。このほか、両校が協議し同意した事業を実施予定としている。
今回の連携協定を契機として、両校の関係がさらに強固となり、双方の教育がさらに活性化されることに期待が寄せられている。