2025年4月15日、森村学園中等部・高等部は、日本女子大学と高大連携に関する協定の調印式を行った。日本女子大学科目等履修生(高等学校生徒コース)として森村学園高等部生を受け入れる。
森村学園の創立者である森村市左衛門氏は、幕末から明治期にかけて日米貿易の先駆者として活躍した実業家であり、ノリタケやTOTO、日本ガイシなどの森村グループ企業の創設者でもある。森村市左衛門氏は、国が発展するためには女子教育が近代化され改善されなければならないと確信し、日本女子大学の創立者である成瀬仁蔵氏の女子教育に対する強い信念に賛同した。
今回の連携協定の概要としては、(1)日本女子大学科目等履修生(高等学校生徒コース)における森村学園高等部生の受け入れ、(2)日本女子大学への推薦枠の拡充、(3)特別出張授業、(4)教育および進路に関する情報交換が含まれる。具体的な教育交流・連携活動の内容は、双方で協議のうえで決定する。