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新潟県の教員採用、夏選考に631人出願…大3選考は倍増の92人

 新潟県教育委員会は、2025年6月2日現在の2025年度(令和7年度)実施 新潟県公立学校教員採用選考検査の出願状況を公表した。第1次検査2回目(夏選考)には631人が出願。今年度より導入した5月実施の春選考とあわせて、第1次検査には867人が出願した(春夏重複除く)。

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令和7年度実施 新潟県公立学校教員採用選考検査 出願状況
  • 令和7年度実施 新潟県公立学校教員採用選考検査 出願状況
  • 令和7年度実施 新潟県公立学校教員採用選考検査 出願状況<大学3年時特別選考>

 新潟県教育委員会は、2025年6月2日現在の2025年度(令和7年度)実施 新潟県公立学校教員採用選考検査の出願状況を公表した。第1次検査2回目(夏選考)には631人が出願。今年度より導入した5月実施の春選考とあわせて、第1次検査には867人が出願した(春夏重複除く)。また、大学3年時特別選考には92人が出願している。

 2025年度実施の新潟県公立学校教員採用選考検査は、5月11日に今回が実施初年度となる第1次検査1回目(春選考)を実施。ついで、6月2日まで第1次検査2回目(夏選考)の出願を受け付けた。公表された出願状況を見ると、全校種あわせて春選考に280人、夏選考に631人が出願。うち44人は春夏重複して出願しており、重複者を除く第1次検査の出願者数は、前年度より97人減の867人となった。

 校種ごとの第1次検査の出願者数は、小学校教諭272人(うち夏選考131人)、中学校教諭255人(同212人)、高等学校教諭208人(同177人)、特別支援学校教諭44人(同23人)、養護教諭88人(同88人※春選考実施なし)。前年度の出願者数と比較すると、小学校教諭は79人減、中学校教諭・高等学校教諭はあわせて9人増、特別支援学校教諭は11人減、養護教諭は16人減となっている。

 なお、夏選考でのみ実施する大学3年時特別選考には、小学校教諭50人、中学校教諭28人、高等学校教諭11人、特別支援学校教諭3人、計92人が出願。前年度の44人から2倍以上に出願者数を増やした。

 また、5月11日に検査を実施した春選考では、小学校教諭149人、中学校教諭・国語23人、中学校教諭・英語19人、高等学校教諭・国語9人、高等学校教諭・英語17人、特別支援学校教諭24人、計241人が選考を通過している。

 2025年度実施の新潟県教員採用検査は今後、第1次検査2回目(夏選考)の検査を7月6日に実施。合格発表は8月上旬。第2次検査は、8月21日から24日のいずれか1日で個人面接を実施する。合格発表は9月下旬。10月1日に内定通知書を交付予定。実施要項などの詳細は、新潟県教員採用総合サイトから確認できる。

《畑山望》

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