和歌山県教育委員会は2025年5月28日、2026年度(令和8年度)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験(一般選考)の出願状況を公表した。募集人数284人程度に対し、前年度比52人減の1,011人が出願した。出願倍率は3.6倍で、前年度を0.2ポイント下回った。
2026年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験は、電子申請による出願を4月10日から30日まで受け付け、出願確認書類などの提出を5月1日に締め切った。
5月28日公表の出願状況によると、募集人数284人程度に対し、出願者数は前年度比52人減の1,011人、出願倍率は前年度比0.2ポイント減の3.6倍となった。
校種別の出願状況は、小学校が95人程度の募集に対し、338人が出願し、出願倍率3.6倍。中学校が14人程度の募集に対し、58人が出願し、出願倍率4.1倍。中高共通が105人程度の募集に対し、365人が出願し、出願倍率3.5倍。高等学校が24人程度の募集に対し、72人が出願し、出願倍率3.0倍。特別支援学校が30人程度の募集に対し、81人が出願し、出願倍率2.7倍。養護教員が11人程度の募集に対し、85人が出願し、出願倍率7.7倍。栄養教諭が5人程度の募集に対し、12人が出願し、出願倍率2.4倍。
前年度の出願状況と比較すると、小学校や養護教員で出願者数、出願倍率ともに上昇した。教科別の出願倍率では、中高共通の保健体育10.0倍がもっとも高かった。なお、中学校と高等学校、中高共通の募集区分は一部、前年度から変更となっている。
2026年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験は今後、6月14日に第一次選考試験を実施。7月18日午前10時以降に第一次選考試験合格者を発表する。第二次選考試験は7月31日に集団討論、8月1日に実技、8月5日から8日の指定する日に個人面接を行い、9月16日午前10時以降に最終合格者を発表する。