学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を開発・提供するCOMPASSは、新規自治体を対象に2025年度末まで無償でキュビナを提供するトライアルキャンペーンを実施する。無償利用期間は、2025年7月から2026年3月末まで。対象期間中、全小中学校で無償利用が可能で、学習ログとアセスメントによる学力向上の検証も行われる。
2024年度より始動したGIGAスクール構想の第2期であるNEXT GIGAでは、ICT環境の更新・進化に加え、デジタル学習基盤の活用の質向上が掲げられている。さらに校務DXの推進による学校現場の働き方改革も大きな目標の1つとなっている。
COMPASSが提供するキュビナは、高精度のAIによる「個別最適な学び」の実現に加え、子供や先生にとって「使いやすい」機能やコンテンツの開発に取り組んでいる。2024年度より提供を開始した「教員向けダッシュボード機能」もその一環である。学習eポータルとしての機能や校務支援システム、教育ダッシュボードなどとの連携による横断的データ利活用を推進し、学習者を中心としたデジタル学習基盤づくりに取り組んできた。
これまでの取組みの評価として、全国170以上の自治体で100万人以上の子供たちの学びにキュビナが採用されている。個別最適な学びによる知識・技能の習得だけでなく、探究的な学びのための時間創出や学習データの利活用、また先生の働き方改革の観点でも、導入・活用中の学校現場のNEXT GIGAの実現に向けた歩みに伴走しているという。
COMPASSは、NEXT GIGA実現に向けた取組みをより多くの学校現場と推進し、キュビナの活用により子供たちの学び、そして先生の働き方を次のフェーズに進めるべく、無償トライアルキャンペーンを新規自治体を対象に実施することにした。
対象期間の2025年度中、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を小中学校全校にて無償で利用できる。また、導入成果の振り返りの材料としてキュビナの学習ログとアセスメントによる学力向上についての検証を提供し、次年度以降の有償利用時に優遇価格を適用する。
募集対象は、過去にキュビナを利用したことがない新規導入を検討する自治体の教育委員会。利用対象は全小中学校、全学年で、無償利用期間は2025年7月から2026年3月末までとなっている。
募集期間は2025年5月23日から2025年7月31日まで。応募方法は指定のWebフォームから申し込み、COMPASSより無償トライアルについての説明が行われる。応募自治体数が上限に達し次第、締め切られる。
学習eポータル+AI型教材「キュビナ」は、AIが児童生徒ひとりひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するアダプティブラーニング教材。小中学校の算数(数学)・英語・国語・理科・社会の5教科に対応し、タッチパネル対応のPCやタブレット端末とインターネット環境があればどこでも学習可能で、先生用の管理画面では児童生徒の学習履歴をリアルタイムに管理できる。