昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校と昭和医科大学は2025年5月21日、新たな未来の連携として、高校3年生の身分で昭和医科大学の授業を履修する「五修生制度」を2027年度からスタートすると発表した。
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校と昭和医科大学は、2017年に特別連携協定を結び8年が経過。この間、大学のリソースの提供だけでなく、指定校制度も活用し、医学部を含め50名を超える生徒が昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校から昭和医科大学へ進学している。
昭和中学校・高等学校は今回、昭和女子大学と1983年から行ってきた「五修生制度」の実績をもとに、別法人である昭和医科大学との「五修生制度」をスタートさせる。
新たに2027年度からスタートする昭和医科大学「五修生制度」は、高校3年生の1年間を昭和医科大学の富士吉田キャンパスで科目等履修生として、昭和医科大学1年生と同じプログラムを受講する制度。医療系の学びを1年早く始めることで、より社会に貢献できる専門性の高い医療従事者を目指せる。また、1年早く始めることで生まれる「Gap year」を利用し、研究や海外留学が可能で、学びの視野を広くもって、自身の夢の実現に向けて将来をデザインできる点が魅力だという。
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校に対して、昭和医科大学はこれまで、「薬学講座」や「いのちの授業」といった昭和医科大学の先生による出張授業、「シミュレーション体験」「理学療法・作業療法体験」などの実践的な学びを提供している。