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聖徳大と韓国・威徳大、幼児教育で国際交流協定締結

 聖徳大学と韓国の威徳(ウィドゥク)大学は2025年4月18日、相互交流協定の締結式を執り行う。今回の協定締結により、両大学の幼児教育および保育分野における交流を強化するねらい。

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 聖徳大学と韓国の威徳(ウィドゥク)大学は2025年4月18日、相互交流協定の締結式を執り行う。今回の協定締結により、両大学の幼児教育および保育分野における交流を強化するねらい。

 威徳大学は韓国で産学連携促進を目的としたLinc3.0プログラム(Leaders in Industry-university Cooperation 3.0)に選定されており、学生の全人的な成長を目指した実践的教育プログラムを行うなど、地域と一体になった教育志向の大学として注目されている。

 今回の協定締結は、両大学の幼児教育および保育分野における交流を強化する重要なきっかけとなるもので、締結後はオンライン映像文化交流プログラムの運営や、韓国の遊び中心教育課程セミナーなどの開催を通じて、国際的な視野を広げ、専門性の向上を図る。「保育の聖徳」として、日本の保育・幼児教育の分野で高い実績を持つ聖徳大学においても、グローバルな視点で保育ができる保育者の養成が期待される。

 4月18日午前10時から聖徳大学松戸キャンパスで行われる協定締結式には、聖徳大学の川並弘純学長や威徳大学のキム・ボンカプ学長などが列席。協定締結式後には聖徳大学構内の視察などが行われる予定となっている。

 威徳大学は1996年に設立された私立大学。韓国国内では就職率が非常に高いことで知られている。2023年現在の学生数は2,327人。教育改革やIT特化などの分野で注目され、学生の全人的な成長を目指した教育プログラムが評価されている。

 一方、聖徳大学は6学部8学科を擁する、女性総合大学。通学課程の学生数は約3,100人。建学の精神「和」に基づいた人間教育を礎とし、豊かな人間性と自立性を備えた品格ある女性の育成を目指している。

《吹野准》

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