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埼玉県の教員採用試験、実施計画発表…採用見込は計1,640人

 埼玉県は2025年2月21日、2026年度(2025年度実施)埼玉県公立学校教員採用選考試験の実施計画の概要について公表した。試験日程や会場、採用見込数、選考区分ごとの試験内容などをまとめている。今回より新たに、大学3年生チャレンジ選考の通過者も採用選考を受験する。

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選考試験の対象となる志願区分
  • 選考試験の対象となる志願区分
  • 採用見込数
  • 試験期日・試験会場
  • 試験期日・試験会場

 埼玉県は2025年2月21日、2026年度(2025年度実施)埼玉県公立学校教員採用選考試験の実施計画の概要について公表した。試験日程や会場、採用見込数、選考区分ごとの試験内容などをまとめている。今回より新たに、大学3年生チャレンジ選考の通過者も採用選考を受験する。

 埼玉県の2026年度教員採用選考試験は、小中高と特別支援学校教員、養護・栄養教員を募集。採用見込数は、小学校等教員700人、中学校等教員450人、高等学校等教員250人、特別支援学校教員200人、養護教員35人、栄養教員5人の計1,640人。高等学校等教員のみ、前年度の採用見込数より50人減となる。

 第1次試験は全区分共通で7月6日に実施。第2次試験は、小中学校等教員および養護・栄養教員が8月9日、17日、31日に、高等学校と特別支援学校教員は8月3日、17日、18日~21日のうち指定する1日に実施される。なお、大学3年生チャレンジ選考も第1次試験と同日の7月6日に行われる。

 また、2026年度教員採用選考試験より、特別選考として「大学3年生チャレンジ選考 通過者特別選考」を実施。全志願区分で実施し、筆答試験(一般教養・教職科目)は免除。第1次選考として筆答試験(専門分野)のみ課す。

 第2次試験は全選考区分共通で、小中学校等教員および養護・栄養教員は論文試験と個人面談、集団討論、適性検査、実技試験(対象教科のみ)を実施。高等学校と特別支援学校教員は、論文試験と個人面談、集団討論、集団面接、適性検査、実技試験(対象教科のみ)を課す。

 今回公表した実施計画の概要では、このほか加点要件などについても記載している。選考試験の詳細については、3月中旬以降に公表予定の試験要項を必ず確認してほしい。

《畑山望》

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