京都大学は2025年1月1日付けで「総合研究推進本部」を設立した。1月9日には設立を報告する記者会見を実施。京都大学がこれまで取り組んできた研究活動をさらに進化させ、グローバルな課題解決や新しい知識の創出に向けた取組みを強化する。
新たに設立した総合研究推進本部は、京都大学におけるあらゆる分野の自由で卓越した「知の創生」を支え、専門人材を含む教職協働により、研究活動の適切な分析に基づく戦略的な研究推進や体制強化を進める新たな次元の支援組織。従来の研究支援を超え、戦略的な研究推進を担う新たな枠組みとしての機能が期待される。
目指すミッションは、研究者ひとりひとりが自由で卓越した「知の創生」に専念できる環境の整備と、京都大学全体の研究力の最大化だという。そのために、大学全体の研究動向を俯瞰し、エビデンスに基づいた戦略の立案をサポートするほか、効果的な資源配分の提案や研究成果の発信、グローバルな研究ネットワークの構築、新たな研究領域の開拓、次世代研究者の育成などに力を注ぐとしている。
総合研究推進本部には、「研究プロモート部門」「分析・評価部門」など5つの部門を設置。研究動向の分析・評価に基づいた企画立案、実施、そして、最先端の研究環境の整備、昨今の国内外の情勢も踏まえた公正で信頼性の高い研究基盤の構築を目指し、各部門が連携して京都大学における研究活動を支えていく。
また、2024年4月に創設した成長戦略本部とシームレスに連携することにより、学術研究の成果から社会価値・経済価値を創出し、大学基金の拡大につなげることで、さらなる学術研究への再投資を行う自立的成長モデルを構築するといったビジョンも掲げている。