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インクルーシブ教育教材コンテスト、11/30まで応募期間延長

 全日本学校教材教具協同組合と筑波大学附属大塚特別支援学校が共催する「第2回インクルーシブ教育教材コンテスト」では、先生や支援者、保護者などが子供たちのために作った教材を募集している。応募締切は2024年11月30日。

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インクルーシブ教育教材コンテスト
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 全日本学校教材教具協同組合と筑波大学附属大塚特別支援学校が共催する「第2回インクルーシブ教育教材コンテスト」では、先生や保護者、支援者などが子供たちのために作った教材を募集している。応募締切は2024年11月30日。

 特別支援教育の現場では、多くの教材が制作・活用されている一方、広く公開される機会はそれほど多くはない。「インクルーシブ教育教材コンテスト」では、その現状を変えたいとの思いから、発信・評価・学びあいをキーワードに「先生をヒーローに」というテーマを掲げて企画した。

 コンテストでは、アナログ・デジタルにかかわらず、教育する過程でつくられた教材全般について、その機能やストーリーを募集する。作者を尊重し、適正な評価を行い、発信することで学びあう場にするという。

 募集内容は、日々の教育実践や子供の成長過程で作成されたものであれば自由。応募作品の中から、特別支援教育と教材製作に関わる有識者が審査を実施する。賞は、応募者種別ごとに最優秀賞(1件)、優秀賞(審査部門各1件)、特別賞(3~5件程度)を予定している。

 応募資格は、保育園・幼稚園・小・中・高等学校、大学、特別支援学校に勤務している人(非常勤支援員も含む)、子供の支援にかかわる人(放課後等デイサービス、社会福祉施設関係者など)、保護者や学生など。

 コンテストのWebサイトの応募フォームより、必要事項を入力して応募する。応募締切は11月30日。審査の結果発表を2025年1月下旬~2月上旬に行い、表彰式は2月21日に予定している。

 なお、今回のコンテストでは、作り手のヒントとなるように教材のアイデアの共有を行う。応募者のみ閲覧できるWebサイトにて作品を公開するとともに、気になる教材についてコメントを送ることが可能。

◆第2回インクルーシブ教育コンテスト
募集期間:2024年8月1日(木)12:00~11月30日(土)23:59
応募資格:いずれかの条件にあてはまる人
1.保育園・幼稚園・小・中・高等学校、大学、特別支援学校に勤務している人(非常勤支援員を含む)
2.子供の支援にかかわる人(放課後等デイサービス、社会福祉施設関係者など)
3.その他(保護者や学生など)
応募部門:
<分野>知的障害、発達障害
<対象クラス>就学前、小学生、中学生、高校生
<応募者種別>教員、一般
応募方法:インクルーシブ教育コンテストのWebサイトより

《木村 薫》

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