順天堂大学と静岡聖光学院中学校・高等学校は2024年9月30日、高大連携に関する協定の締結式を行った。教育に係る交流と連携を通じて高等教育および大学教育の活性化を図るという。
順天堂大学は1838年、蘭方医学塾として開学。静岡県東部地区では医学部附属病院を開設しており、静岡県民にとって縁が深いという。
静岡聖光学院中学校・高等学校は、静岡県内唯一のカトリック系ミッションスクール中高一貫男子校。STEAMプログラミング教育や英語教育、国際交流活動などに積極的に取り組んでいる。
今回の高大連携に関する協定は8月28日に締結され、9月30日に締結式を行った。今後は、相互の教育に係る交流と連携を通じ、高等教育および大学教育の活性化を図る。また、相互の伝統と建学の精神および教育目標を尊重し、信頼関係に基づきより有効な教育を構築することを目指し、教育機能について交流や連携を行うという。
具体的には、順天堂大学の指定する学部に、静岡聖光学院高等学校長推薦枠を設定する。そのほか、教育についての情報交換、教員や学生・生徒の交流、順天堂大学の教員が、静岡聖光学院中学校・高等学校で出張授業を実施する。