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APU、高度観光人材育成を目的に産学連携

 立命館アジア太平洋大学(APU)は2024年10月21日、高度観光人材の育成を目的に、2026年度に沖縄北部でテーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」を開業予定のジャパンエンターテイメントと産学連携包括協定を締結した。

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立命館アジア太平洋大学、ジャパンエンターテイメントと産学連携
  • 立命館アジア太平洋大学、ジャパンエンターテイメントと産学連携
  • 高度観光人材の育成構想
  • 消費者価値を生み出すマーケティング超実装型プログラム

 立命館アジア太平洋大学(APU)は2024年10月21日、高度観光人材の育成を目的に、2026年度に沖縄北部でテーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」を開業予定のジャパンエンターテイメントと産学連携包括協定を締結した。

 ジャパンエンターテイメントは、沖縄でのテーマパーク企画・開発・運営を手掛ける企業。2026年を目標に、高度観光人材育成・輩出構想として県内外からのインターン生を受け入る「やんばる高度観光人材育成支援施設(仮称)」を推進。2024年6月には、日本で初めて観光人材育成施設に対する内閣府の補助金(沖縄振興特定事業推進費補助金)交付が決定している。

 同社が2026年度の開業を目指し名護市に整備するテーマパーク「JUNGLIA」には、高度観光人材を育成するため複合型の研修滞在施設を近接。100室を整備し、収容人数は100人規模。多方面からインターン生を受け入れる予定。

 APUとの産学連携においてはマーケティング実装型の長期インターンシップを予定。APUでは、オフキャンパスの活動中も単位が取得できる仕組みを整備。ジャパンエンターテイメントではマーケティング戦略思考の指導や、APUで得た知識をフィールドワークで実践する学びの場を用意し、その後の提案と評価までのサイクルを提供する。

 APUは、2023年4月より日本で唯一のサステイナビリティ学と観光学を学べる「サステイナビリティ観光学部」を開設。社会科学系の既存2学部も含めて、大学全体で持続可能なより良い社会の実現に向けて行動できる「世界を変える」人材の育成を目指し、教育・研究を行っている。

《川端珠紀》

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