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国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ」参加校募集

 情報オリンピック日本委員会は、小中高生向け国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2024」の参加校を募集している。実施期間は2024年11月11日から23日で、期間中であれば参加校が自由に日時を指定できる。参加無料。申込締切は11月4日。

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 情報オリンピック日本委員会は、小中高生向け国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2024」の参加校を募集している。実施期間は2024年11月11日から23日で、期間中であれば参加校が自由に日時を指定できる。参加無料。申込締切は11月4日。

 情報オリンピック日本委員会は、国際情報オリンピック(IOI)へ派遣する日本代表選手選考を兼ねた「日本情報オリンピック(JOI)」の開催を中心に、数理情報科学教育の普及・啓発のための事業を展開。その一環として、2010年から小中高生を対象としたジュニア向けの国際情報科学コンテスト「ビーバーコンテスト(ビーバーチャレンジ)」を開催している。

 ビーバーチャレンジは、日本では順位をつけて競いあうことを目的とはせず、コンピュータ科学と「Computational Thinking」に関連した親しみやすい問題に取り組むことで児童・生徒・学生がコンピュータ科学に興味をもつきっかけとなることを目的としている。論理的思考力を問う問題も出題されるため、生徒の「考える力」「自分で考えるという意識」を向上させる一助になることも期待できるという。

 コンテスト後に生徒同士で議論する題材や、授業の題材を提供することも目的の1つとしており、授業の補助教材のように使うこともできる。

 対象は、小学校3年生から高校3年生。学年に応じた問題が出題され、「カスター(小学校3・4年生)」「ベンジャミン(小学校5・6年生)」「カデット(中学1・2年生)」「ジュニア(中学3年生・高校1年生)」「シニア(高校2・3年生)」の5区分がある。

 参加申込は学校単位。学級・学年単位、希望者だけの参加、放課後の活動などでの参加も可能。参加生徒は、インターネットに接続可能なコンピュータを使ってコンテストに参加。Webブラウザでコンテストサイトにアクセスし、問題を閲覧して解答する。コンテスト中、各参加生徒は1台ずつPCを使える必要がある。

 コンテスト時間は、小学校30分、中学校・高等学校40分で、1時間の授業時間内で実施できるようになっている。1問3分程度で解くことを想定しており、問題数は小学校10問、中学校・高等学校12問。

 情報に関する理解、情報の表現、アルゴリズム的思考、コンピュータシステムの利用(サーチエンジン、電子メール、セキュリティ、表計算など)、組みあわせや離散構造、論理パズルやゲーム、ICTと社会などのトピックから、さまざまな難易度の問題が出題される。過去問題は、Webサイトで公開している。

 実施期間は11月11日から23日で、期間中であれば参加を希望する学校が自由に指定できる。また、1日で実施することも、複数日で実施することも可能。たとえば、同じ学校のA組とB組が別々の日時に参加することもできるという。参加無料。希望する学校の参加者には、情報オリンピック日本委員会から参加証を授与する。

 参加を希望する教育機関・団体の教職員は、申込フォームから必要情報を入力して申し込む。申込締切は11月4日。締切日が過ぎたあとでも相談に応じるとしている。実施に関する手順は、申込後に案内される。

◆ビーバーチャレンジ2024
実施期間:2024年11月11日(月)~23日(土)
対象:小学校3年生~高校3年生
申込方法:学校ごとに申込フォームから申し込む
申込締切:2024年11月4日(月)
参加費:無料

《奥山直美》

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