さいたま市教育委員会は2024年9月13日、2025年度（令和7年度）採用さいたま市立学校教員採用選考試験の結果を公表した。受験者978人に対し、2次試験の合格者は197人で倍率は前年度比2.0ポイント増の5.0倍。小・中高教員など、すべての区分で前年度を上回る倍率となった。
2025年度さいたま市立学校教員採用選考試験は、1次試験を7月7日、2次試験を8月3日・4日の2日間と、8月17日・18日のいずれか1日の計3日間で実施（現職高校特別、プレゼン特別、パイオニア特別の2次試験は7月20日・21日のいずれか1日）。採用見込数220人に対し、受験者総数は978人、1次試験の合格者は729人、2次試験では197人が合格し、最終倍率は5.0倍（受験者総数／2次合格者数）となった。
区分別の倍率（前年度倍率）は、「小学校教員」3.6倍（2.2倍）、「中学校・高等学校・中等教育学校教員」7.0倍（5.2倍）、「特別支援教育担当教員（小学校）」2.2倍、特別支援教育担当教員（中学校）」5.8倍、「養護教員」10.6倍（4.5倍）、「栄養教員」8.2倍（4.3倍）。すべての区分で前年度を上回る倍率となった。
なお、特別支援教育担当教員は今年度試験から小学校と中学校に分けて実施しており、合算倍率3.0倍（前年度最終倍率2.0倍）と比較している。
さいたま市教育委員会のWebサイトでは、このほか、中学校・高等学校・中等教育学校教員の教科ごとの合格者数等状況も閲覧できる。また、2次試験の結果発表にあわせ、今回の選考試験の選考方針および試験内容の公開を開始した。選考方針および試験内容は、さいたま市の各区役所、さいたま市教育委員会教職員人事課でも閲覧できるよう随時整備予定としている。
