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日本語教員試験、出願開始9/6まで

 文部科学省は2024年8月1日、2024年度(令和6年度)「日本語教員試験」において出願受付を開始した。出願締切は9月6日。試験日は11月17日。結果発表は12月20日(予定)。受験料1万8,900円。日本語教員試験システムよりオンラインで出願する。

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 文部科学省は2024年8月1日、2024年度(令和6年度)「日本語教員試験」において出願受付を開始した。出願締切は9月6日。試験日は11月17日。結果発表は12月20日(予定)。受験料1万8,900円。日本語教員試験システムよりオンラインで出願する。

 「日本語教員試験」は、「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」に基づき、「登録日本語教員」として文部科学大臣の登録を受けるために合格することが必要な資格試験。日本語教育を行うために必要な知識および技能を有するかどうかを判定するために行われる。

 受験資格は年齢、学歴、国籍などの条件は不問。試験は、養成修了段階で習得しておくべき必要不可欠かつ基礎的な知識および技能が網羅的に備わっていることを確認・評価するためのもの。出題範囲は、「登録日本語教員 実践研修・養成課程コアカリキュラム」(2024年3月18日中央教育審議会生涯学習分科会日本語教育部会決定)の養成課程コアカリキュラムにおける必須の教育内容から出題する。

 基礎試験において、試験時間120分。出題数100問。出題形式は選択式。配点は1問1点(計100点)。応用試験においては、試験時間が聴解50分、読解100分。出題数は聴解50問、読解60問。出題形式は選択式。配点は1問1点(計110点)。

 合格基準は、基礎試験が必須の教育内容で定められた5区分において、各区分で6割の得点があり、かつ総合得点で8割の得点があること。応用試験が総合得点で6割の得点があること。

 受験料は、基礎試験および応用試験が1万8,900円。試験免除を受ける場合は、基礎試験免除(免除資格の確認および応用試験受験料)が1万7,300円、基礎試験および応用試験の双方の免除(免除資格の確認手数料)が5,900円。いずれも合格証書発行を含む。

 日本語教員試験の出願期間は、8月1日~9月6日。日本語教員試験システムよりオンラインで出願する。受験票発行日は10月31日。試験日は11月17日。会場は、北海道、東北、関東、中部、近畿、中四国、九州、沖縄の全国8か所。結果通知は12月20日を予定している。文部科学省のWebサイトでは日本語教員試験の出題内容およびサンプル問題を掲載している。

《宮内みりる》

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