教育業界ニュース

起業経験者「アントレプレナーシップ推進大使」先着100校に派遣

 科学技術振興機構(JST)は2024年7月10日、文部科学省と連携し、学校・教育機関などへの「アントレプレナーシップ推進大使」の派遣受付を開始した。先着100校(予定)に、アントレプレナーシップ推進大使の紹介、謝金や旅費の支払いなどを提供する。申込締切2025年2月28日。

教材・サービス 授業
アントレプレナーシップ推進大使派遣支援
  • アントレプレナーシップ推進大使派遣支援
  • アントレプレナーシップ推進大使派遣の例
  • アントレプレナーシップ推進大使派遣の例
  • アントレプレナーシップ推進大使派遣の例
  • 申込みからアントレプレナーシップ推進大使派遣までのSTEP

 科学技術振興機構(JST)は2024年7月10日、文部科学省と連携し、学校・教育機関などへの「アントレプレナーシップ推進大使」の派遣受付を開始した。先着100校(予定)に、アントレプレナーシップ推進大使の紹介、謝金や旅費の支払いなどを提供する。申込締切2025年2月28日。

 文部科学省では、アントレプレナーシップを「新たな価値を生み出していく精神」と捉え、自ら課題を見つけ、解決にチャレンジし、他者と協働しながら解決策を探求する力を身に付ける教育のことを「アントレプレナーシップ教育」と位置付けている。

 今回の事業は、子供達が起業経験者などと交流することにより、児童生徒にとって起業やチャレンジを身近なものに感じ、積極的に行動することができるようになることを目指して実施。たとえば、小学校3年生に向けたテーマ「起業家と出会おう!」では、起業家の講師(アントレプレナーシップ推進大使)の講演をきくことで、起業家との出会いを創出し、起業家が身近な存在となり、チャレンジ精神を育む機会が生まれるなどといった効果が期待できるという。

 支援対象は、小・中・高校生などを対象とした、アントレプレナーシップ推進大使による講演や授業の実施を希望する全国の小・中学校、高等学校など。クラス・学年・学校単位での実施いずれも可能。大使派遣に向けた企画相談から、大使の紹介、派遣、謝金や旅費の支払いまで無償で支援される。

 希望する学校などは、文部科学省アントレプレナーシップオフィシャルWebサイト「アントレプレナーシップ推進大使派遣のご案内」より申し込む。実施校数は先着100校(予定)。申込締切は2025年2月28日。ただし、申込件数が上限に達した場合、期間中であっても受付けを終了する場合がある。

 なお、アントレプレナーシップ推進大使は、小・中・高校生などへのアントレプレナーシップ教育の推進を図るため、文部科学大臣から任命。大使らは、それぞれの経験、ネットワークなどを生かして、全国的なイベントや学校現場などで講演などを実施している。

◆アントレプレナーシップ推進大使派遣支援
申込期間:2024年7月10日(水)~2025年2月28日(金)※予定
支援対象:小・中・高校生などを対象とした、大使による講演や授業の実施を希望する全国の小・中学校、高等学校など
支援対象学年:小学1年生~6年生、中学1年生~3年生、高校1年生~3年生
実施校数:先着100校(予定)
実施形式:対面またはオンライン
費用:無料 ※派遣に伴う大使への謝金・旅費は事務局が負担
申込方法:Webサイト「アントレプレナーシップ推進大使派遣のご案内」より

《木村 薫》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top