環太平洋大学は2024年6月10日、韓国にある東西大学校と学術交流に関する協定を締結した。表現教育を軸にした各所連携事業を行うことを目指し、交換留学や単位互換、ダンス部との交流、共同ミュージカルの制作などを予定しているという。
環太平洋大学は、東西大学校と学術交流に関する協定を締結した。これは、表現教育を軸にした各所連携事業を目的としたもの。今後は交換留学や単位互換、共同ミュージカルの制作などを予定しており、両大学の学生の交流によって岡山から世界に表現教育を発信するという。
東西大学校は、1992年に設立された韓国の私立大学。経営・外国語・デザイン・映像メディア・スポーツなど、幅広い分野の教育を展開している。東西大学校が今春、ミュージカルエンターテインメント学科を新設したことを受け、表現教育で定評のある環太平洋大学と連携協定を締結。表現教育を軸にした各所連携事業を行うことを目指し、交換留学や単位互換、ダンス部との交流、共同ミュージカルの制作などを予定している。
6月10日に行われた調印式には、東西大学校総長の張済国氏と国交流副部長の尹湧琇氏、環太平洋大学の大橋節子学長が出席。張総長は調印に際して「若者同士の交流を深め、お互いを理解しあえる人材育成を行いたい」とコメントし、大橋学長は「岡山には、岡山発信のミュージカルをたくさん作ろうという兆しがある。合同でミュージカルのステージを作りたいと思っている」とコメントを寄せた。
また、調印式の後には、全国大会で12年連続大学日本一に輝いた環太平洋大学のマーチングバンド部と、世界選手権で金メダルを獲得しているダンス部、世界選手権優勝に輝いたチアリーディング部がパフォーマンスを披露した。
今後は学生同士が交流を深め、パフォーマンスや国際性を高めることが期待されるとしている。