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川崎市の教員採用、応募倍率2.3倍…前年度比1pt減

 川崎市教育委員会は2024年6月4日、2024年度実施(2025年度採用)川崎市立学校教員採用候補者選考試験の応募状況について速報値を公表した。募集人数430人程度に対し、応募人数は1,003人、倍率は前年度比1.0ポイント減の2.3倍となった。

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令和6年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験の応募状況(速報値)
  • 令和6年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験の応募状況(速報値)
  • 令和6年度 川崎市教員採用試験パンフレット

 川崎市教育委員会は2024年6月4日、2024年度実施(2025年度採用)川崎市立学校教員採用候補者選考試験の応募状況について速報値を公表した。募集人数430人程度に対し、応募人数は1,003人、倍率は前年度比1.0ポイント減の2.3倍となった。

 2024年度実施の川崎市立学校教員採用候補者選考試験は、4月5日から5月16日まで出願を受け付けた。募集人数は前年度より62人増の430人程度。応募人数は前年度比213人減の1,003人となり、応募倍率は前年度比1.0ポイント減の2.3倍となった。

 受験区分別の応募者数は、小学校が401人(前年度比131人減)、中学校・高校が445人(同60人減)、高校(工業)が3人(同6人減)、高校(福祉)が5人(前年度募集なし)、特別支援学校が61人(同20人減)、養護教諭が88人(同1人減)。

 受験区分別の倍率は、小学校が1.7倍(前年度比0.7ポイント減)、中学校・高校が2.8倍(同1.7ポイント減)、高校(工業)が1.2倍(同率)、高校(福祉)が2.0倍(前年度募集なし)、特別支援学校が2.7倍(同1.4ポイント減)、養護教諭が7.0倍(同4.9ポイント減)と、前年度より募集人数を増やしたものの、全校種で応募人数が前年度を下回る結果となった。

 2026年度採用予定者となる大学3年次在籍者推薦は、募集人数50人に対し、応募人数58人、倍率は1.2倍。こちらも応募人数を前年より20人増やしたものの、倍率は0.1ポイント減となった。

 今後の選考試験は、第1次試験を7月7日に実施し、結果を7月26日に発表。第2次試験は、実技を8月6日、面接を8月13日から9月20日にかけて実施し、10月16日に合格者を発表する。

《畑山望》

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