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「特異な才能のある子供」勉強会、年間カリキュラム公開

 日本教育再興連盟(ROJE)が運営するギフテッドプロジェクトsprinGは、ギフテッドなど「特定分野に特異な才能のある子供に関する勉強会」の2024年度年間カリキュラムを公開した。各回1か月半前ころから申込みを受け付けている。参加費無料。

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教職員向け「特定分野に特異な才能のある子どもに関する勉強会」2024年度開催予定表
  • 教職員向け「特定分野に特異な才能のある子どもに関する勉強会」2024年度開催予定表
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 日本教育再興連盟(ROJE)が運営する「ギフテッドプロジェクトsprinG」は、ギフテッドなど「特定分野に特異な才能のある子供に関する勉強会」の2024年度年間カリキュラムを公開した。各回1か月半前ころから申込みを受け付けている。参加費無料。

 日本教育再興連盟(ROJE)が運営する「ギフテッドプロジェクトsprinG」では、2023年度より、文部科学省「特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業」の委託を受け、教職員へ向けた支援を行っている。

 事業実施2年目となる2024年度は、対象児童生徒への支援について広く知見を養えるよう、国内有数の研究者や医師が登壇する勉強会を計12回企画。「特異な才能のある子のこころの発達をどう支援するか」「北欧の『ギフテッド』教育~教室で行われている工夫~」などをテーマに、総勢9名の専門家が、さまざまな視点から子供の見立てや国内外の支援事例等について伝える。

 4月、5月はすでに終了しており、現在募集しているのは6月、7月の勉強会。6月16日は是永かな子教授(高知大学)が、「日本における特異な才能のある児童生徒の理解と支援の事例」をテーマにオンラインにて講演する。また、7月20日は千葉大学教育学部にて、中道圭人教授(千葉大学)による「特異な才能とワーキングメモリ」と題した講演を実施。各回とも、終了後に30分間、任意参加の交流会(相談会)も開催する。

 対象は、原則として国内の幼稚園・保育園・小学校・中学校の教職員。講演の内容は、小学校以上の子供に関することがメイン。今現在困りごとがなく、勉強目的での参加も歓迎するという。参加希望者は、Webサイトの申込専用フォームより申請する。

◆特定分野に特異な才能のある子供に関する勉強会
対象:原則、国内の幼保・小・中学校の教職員(フリースクール等学校教育法第1条に定める学校以外の勤務者も申込可能)
参加費:無料
定員:1回10名程度(先着順)
申込締切:各回開催3日前の23:59
申込方法:Webサイトの申込専用フォームより

<2024年度年間予定>※2024年5月29日現在公開分
【6月】
日時:2024年6月16日(日)9:00~10:00
※終了後30分、任意参加の交流会(相談会)を実施
会場:オンライン
テーマ:日本における特異な才能のある児童生徒の理解と支援の事例
登壇者:高知大学教授 是永かな子氏
【7月】
日時:2024年7月20日(土)14:00~15:00
※終了後30分、任意参加の交流会(相談会)を実施
会場:千葉大学教育学部(千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33)
テーマ:特異な才能とワーキングメモリ
登壇者:千葉大学教授 中道圭人氏
【8月】
(1)日時:2024年8月3日(土)14:00~15:00
テーマ:アメリカの「ギフテッド」教育1~認定と評価の基準~
登壇者:昭和女子大学現代教育研究所研究員 関内偉一郎氏
(2)日時:2024年8月31日(土)15:00~16:00
テーマ:特異な才能のある子のこころの発達をどう支援するか
登壇者:児童精神科医 宮尾益知氏
【9月】
(1)日時:2024年9月15日(日)10:00~11:00
テーマ:未定
登壇者:北海道教育大学教授 片桐正敏氏
(2)日時:2024年9月28日(土)10:00~11:00
テーマ:実例からみるWISCの読み方と考え方
登壇者:児童精神科医 佐藤駿一氏
【10月】
日時:2024年10月13日(日)9:00~10:00
テーマ:北欧の「ギフテッド」教育~教室で行われている工夫~
登壇者:高知大学教授 是永かな子氏
【11月】
日時:2024年11月17日(日)14:00~15:00
テーマ:アメリカの「ギフテッド」教育2~ギフテッドプログラムの特徴~
登壇者:昭和女子大学現代教育研究所研究員 関内偉一郎氏
【12月】【1月】
未定

《木村 薫》

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