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佐賀県の教員採用、倍率2.1倍…3年生チャレンジには144人応募

 佐賀県教育委員会は2024年5月16日、2025年度(令和7年度)佐賀県公立学校教員採用選考試験の受験申込状況を公表した。申込者数は、前年度より17人多い764人。採用予定者数362人に対する応募倍率は、前年度比0.1ポイント増の2.1倍となった。

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令和7年度佐賀県公立学校教員採用選考試験受験申込状況
  • 令和7年度佐賀県公立学校教員採用選考試験受験申込状況
  • 中学校、高等学校申込者の教科(科目)別内訳
  • 特別支援学校申込者の学部別内訳/特別選考申込状況
  • 3年生チャレンジ受験申込状況
  • 過去5年間の申込状況

 佐賀県教育委員会は2024年5月16日、2025年度(令和7年度)佐賀県公立学校教員採用選考試験の受験申込状況を公表した。申込者数は、前年度より17人多い764人。採用予定者数362人に対する応募倍率は、前年度比0.1ポイント増の2.1倍となった。

 2025年度佐賀県公立学校教員採用選考試験では、4月10日から30日までの出願期間で、前年度より17人多い764人から受験申込を受け付けた。2025年度の採用予定者数362人に対する応募倍率は2.1倍。前年度の2.0倍から0.1ポイント上昇した。

 校種別の申込状況をみると、小学校は約170人の採用予定者数に対して申込者数は225人、倍率は1.3倍。中学校は約110人の採用予定者数に対して申込者数は169人、倍率は1.5倍。高等学校は約37人の採用予定者数に対して申込者数は215人、倍率は5.8倍。特別支援学校は約36人の採用予定者数に対して申込者数は54人、倍率は1.5倍。養護教諭は約9人の採用予定者数に対して申込者数は101人、倍率は11.2倍。

 前年度の倍率との比較では、養護教諭が3.1ポイント、小学校が0.1ポイント上昇。中学校、高等学校、特別支援学校の倍率は前年度より下降した。

 教科(科目)別では、高等学校の保健体育32.0倍がもっとも高く、高等学校の日本史(地理歴史)17.0倍、世界史(地理歴史)11.0倍、物理(理科)9.0倍などと続いている。中学校では、保健体育5.2倍がもっとも高かった。

 2025年度から実施する「3年生チャレンジ受験」(2026年度採用)には、144人の応募があった。内訳は、小学校56人、中学校40人、高等学校33人、特別支援学校7人、養護教諭8人。

 2025年度佐賀県公立学校教員採用選考試験は、第一次試験を6月16日に実施し、7月5日に第一次試験の合格者を発表予定。第二次試験は7月27日から30日に実施し、合格発表は8月23日を予定している。

《奥山直美》

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