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アドビ代表取締役社長に中井陽子氏…MS執行役員など歴任

 アドビは、2024年4月22日付けで、マイクロソフトの執行役員などを歴任してきた中井陽子氏が代表取締役社長に就任したと発表した。今後は豊富な経験を生かし、クリエイティブ、デジタルドキュメントなどに加え、これらを支える生成AIテクノロジーを日本の顧客に広く届けるとしている。

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アドビ代表取締役社長に中井陽子氏が就任
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 アドビは、2024年4月22日付けで、マイクロソフトの執行役員などを歴任してきた中井陽子氏が代表取締役社長に就任したと発表した。今後は豊富な経験を生かし、クリエイティブ、デジタルドキュメントなどに加え、これらを支える生成AIテクノロジーを日本の顧客に広く届けるとしている。

 早稲田大学卒業後、1997年日本マイクロソフトに入社した中井氏。コンシューマ営業本部、Windows製品部プロダクト戦略部門を経て、米国マイクロソフトコーポレーションに勤務。

 2012年帰国後、日本マイクロソフトにて、デベロッパー・エクスペリエンスグループにてエンタープライズソリューション営業リード、CMOにてMarketing Analytics部門の統括、Windows&Officeカテゴリー戦略グループ業務執行役員、2018年よりパブリックセクター事業本部にて公共・教育部門統括の執行役員を歴任。在籍中、県CIO補佐官を兼務し、全国自治体のDX推進にも貢献。今後は、豊富な経験を通じて、クリエイティブ、デジタルドキュメント、デジタルマーケティング、さらにこれらを支える生成AIテクノロジーを日本の顧客に広く届けるとしている。

 アドビのWWセールス&カスタマーサポート担当シニアバイスプレジデントClaire Darley(クレア ダーレイ)は、中井氏の「日本における豊富な経験は、アドビのクリエイターファーストのAIイノベーションと顧客体験中心主義をさらに推し進め、日本市場でのビジネスの発展を牽引してくれることを期待している」とコメントを寄せている。

 アドビは、生成AIの分野で、テック企業とは違ったアプローチを展開。クリエイターの著作権を守る立場をとり、インターネット上から著作権で保護されたデータを収集せずに生成AIを活用する方法を模索。同社が開発した画像生成モデル「Firefly」は、現在、Adobe PhotoShopなど同社のアプリケーションに組み込まれている。

《川端珠紀》

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