青森県は2024年2月21日、2025年度（令和7年度）青森県公立学校教員採用候補者選考試験について公表した。幼稚園教諭として3年以上の勤務経験がある場合、小学校など教諭免許状を保有してなくても、小学校・特別支援学校小学部教諭の受験を可能とする。
2025年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験において、新たに3点の取組みを実施する。
1点目は、幼小連携を推進するにあたり、幼稚園教諭免許状保有者に対する特別選考を実施する。幼稚園で正規に3年以上幼稚園教諭として勤務経験がある人は、小学校・特別支援学校教諭免許状を保有していない場合でも、小学校・特別支援学校小学部教諭の受験を可能とし、特別選考を実施する。
採用内定後は、小学校教諭2種免許状の取得に要する期間として、最長3年まで採用を延期できるという。採用延期中は、希望者に臨時免許状を授与したうえで、臨時講師として任用する。
2点目は、2025年度公立学校教員採用の試験日程の早期化を実施する。第一次試験日は2024年7月13日（2023年の実施日より1週間程度早期化）、第二次試験日は2024年8月31日・9月1日（2023年の実施日より3週間程度早期化）とする。
3点目は、インターネットによる電子申請にて出願の受付を開始する。詳細は、青森県Webサイトから確認できる。
