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京都府の教採試験、大学3年生へ前倒し…1次試験6/15

 京都府教育委員会は2024年1月31日、2025年度(令和7年度)京都府公立学校教員採用選考試験において、大学3年生を対象としたチャレンジ選考試験を実施すると発表した。1次試験で合格した試験については、翌年度免除となる。1次試験は6月15日。

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京都府教育委員会 教職員企画課・教職員人事課
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  • 大学3年生等チャレンジ選考試験
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 京都府教育委員会は2024年1月31日、2025年度(令和7年度)京都府公立学校教員採用選考試験において、大学3年生を対象としたチャレンジ選考試験を実施すると発表した。1次試験で合格した試験については、翌年度免除となる。1次試験は6月15日。

 大学3年生等チャレンジ選考試験は、学生の負担軽減や複数の受験機会の提供など、受験しやすい環境づくりを提供する京都府の教員確保に向けた新たな取組み。志願者は1次試験の中から希望する試験(4つのうち1試験のみも可)が受験でき、合格した試験は翌年度の教員採用選考試験で免除される(最大で1次試験をすべて免除) 。

 また、受験者全員を対象に2024年10月~2025年2月ごろ(予定)、学校現場の体験や翌年度の受験に向けたアドバイスが聞ける説明会など、教員になりたい学生を支援する「大学3年生等応援プログラム」を開催。新たに「京都府『教職へのとびら』講座」も開設するとしている。

 大学3年生等チャレンジ選考試験の対象校種・教科は、小学校 ・中学校(国語、社会、数学、理科、英語、技術) ・高等学校(国語、地理歴史・公民、数学、理科、英語、情報) ・特別支援学校。

 受験資格は2024年4月1日現在、大学3年生等で2025年度中に卒業予定で、かつ必要な免許状を取得済み、または2026年3月31日までに取得できる者。なお、大学3年生等とは4年制大学、大学院の最終年次の1年前の年次のことであり、いずれの学校にも所属していない科目等履修生は含まない。

 2025年度の1次試験は2024年6月15日。小論文試験、教職教養試験、専門試験、面接試験が行われる。府内では京都市においても、2025年度より大学3回生を対象とした「JUMP UP 特別選考」を新設するなど受験年齢の前倒しを予定。京都府全域で教員志願者の確保に取り組んでいる。

《川端珠紀》

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