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大分県教委と台北市教育局、教育分野の国際交流で連携

 大分県教育委員会は2024年1月17日、台北市教育局(台湾)と教育分野の国際交流において双方の教育分野における連携を強化し、協力し合う教育覚書(MOU)を取り交わした。第1回学校交流は1月30日で、大分舞鶴高校と台北市立成淵(セイエン)高級中学校が交流を深める。

教育行政 教育委員会
岡本教育長(写真左側)と湯志民教育局長(写真右側)
  • 岡本教育長(写真左側)と湯志民教育局長(写真右側)
  • 大分県教育委員会

 大分県教育委員会は2024年1月17日、台北市教育局(台湾)と教育分野の国際交流において双方の教育分野における連携を強化し、協力し合う教育覚書(MOU)を取り交わした。第1回学校交流は1月30日で、大分舞鶴高校と台北市立成淵(セイエン)高級中学校が交流を深める予定。

 台北市はこれまでも大分県内の学校との交流が盛んで、直近では2023年5月に、力行国小学校が国際理解教育の一環として、大分県佐伯市の直川小学校を訪問。同年12月には「教育覚書(MOU)」を念頭に、台北市内の教員を連れて大分県を訪れ、地元の企業を視察したり学校を参観してきたという。

 今回、大分県教育委員会と台北市教育局は、教育分野の国際交流における「教育覚書(MOU)」を締結。1月17日に台北市政府庁舎で行われた調印式では、大分県教育委員会の岡本天津男教育長と湯志民(タン・チンミン)台北市政府教育局長が調印に臨んだ。

 覚書では、学校交流の促進、生徒や教員の交流の促進、相互理解の促進の3項目について合意。国際教育交流の機会における情報交換や、生徒による訪問交流、オンライン交流を通じた文化・スポーツ・語学などの交流機会を提供するとしている。

 調印締結後の第1回学校交流は1月30日。大分舞鶴高校と台北市立成淵(セイエン)高級中学校の生徒たちが交流を深める予定だという。

《川端珠紀》

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