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EDU-Portニッポン応援プロジェクト、カシオとヤマハ採択

 文部科学省は2024年年1月18日、2023年度第2回「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」応援プロジェクトの選定結果を公表した。申請件数9件の中から、カシオ計算機2件、ヤマハ1件の計3件の応援プロジェクトが採択された。

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  • 令和5年度第2回日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト採択結果

 文部科学省は2024年年1月18日、2023年度第2回「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」応援プロジェクトの選定結果を公表した。申請件数9件の中から、カシオ計算機2件、ヤマハ1件の計3件の応援プロジェクトが採択された。

 EDU-Portニッポンは、官民協働のオールジャパンで取り組む「日本型教育の海外展開」を推進する事業。応援プロジェクト事業では、日本型教育を海外展開する民間事業を幅広く後押しし、日本の教育の国際化・質的向上とともに海外各国との関係強化を図り、SDGs、ESDに貢献することを目的に公募を実施。教育関連事業を行う機関などに必要な支援を行っている。

 第2回「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」応援プロジェクトは、2023年10月4日~27日に公募を実施。申請のあった9件の中から、外部有識者で構成するEDU-Portニッポン応援プロジェクト・調査研究審査委員会において検討・審査を行い、その結果を踏まえて、採択事業3件を決定した。

 採択事業は、ヤマハの「コロンビア共和国初等教育への日本型音楽教育導入事業」、カシオ計算機の「エジプトでの探究型数学教育事業」と「バングラデシュでの実践的な数学学習事業」。今後、採択機関は成果報告書を2024年2月に提出する。

 支援期間は2025年3月31日まで。文部科学省は採択機関に対して、「EDU-Portニッポン応援プロジェクト」の呼称および「EDU-Portニッポン」ロゴマークの利用を許可するほか、在外日本国大使館への協力依頼や現地機関との調整、仲介支援、個別コンサルティングなどの支援を実施する。

《川端珠紀》

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