ICT CONNECT21は2023年10月25日、第5期・第1回水曜サロン「教育者がもつべき常識とは何か~学校学習の時間モデルを例に」をオンライン開催する。参加費無料、事前申込制。
水曜サロンは、ICT CONNECT21の赤堀会長と人々をつなげる交流の場。開催回ごとにテーマを設け、ゲスト講師を招いて話を聞く。講演終了後には、赤堀会長も交えた気軽な意見交換やトークセッションを実施している。
通算61回目の開催となる今回は、熊本大学名誉教授であり、武蔵野大学響学開発センター教授・センター長の鈴木克明氏をゲストに迎え、「教育者がもつべき常識とは何か~学校学習の時間モデルを例に」をテーマに考えていく。
ジョン・B・キャロルが1960年代に提唱した「学校学習の時間モデル」は、成績に個人差が生じる理由について、能力の差から時間の差にパラダイム変換を促したもの。マスタリーラーニング(完全習得学習)の理論的基盤として広く受け入れられ、飛び級や落第の制度化を支えた。以降、教育工学研究からはさまざまな理論やモデルが産み出され、世界の教育実践を支えてきたという。
一方で、日本の教育者がもつべき常識になっているものは多くないとされている。サロンでは、教育者がもつべき常識とは何か、いつ身に付ける機会があるべきか議論していく。
水曜サロンは、ICT CONNECT21会員以外も参加可能。申込締切は10月25日午後5時、事前質問は10月23日に締め切る。
◆第5期 第1回(通算第61回)
教育者がもつべき常識とは何か~学校学習の時間モデルを例に
日時:2023年10月25日(水)18:00~19:00
形式:オンライン(Zoom)
講師:鈴木克明氏(熊本大学名誉教授/武蔵野大学 響学開発センター 教授・センター長)
参加費:無料
申込方法:ICT CONNECT21のWebサイト内、参加申込フォームより
申込締切:2023年10月25日(水)17:00
事前質問締切:2023年10月23日(月)23:59