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高校生向け家庭科教材、衣服×環境「服の一生を考えよう」

 ゴールドウインは、身近な衣服と環境問題の関係から環境負荷について考える高校生向けのオリジナル家庭科教材「服の一生を考えよう」を開発。2023年9月にARROWSが運営する先生向けのプラットフォームを通じて提供を開始した。

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服の一生を考えよう
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 ゴールドウインは、身近な衣服と環境問題の関係から環境負荷について考える高校生向けのオリジナル家庭科教材「服の一生を考えよう」を開発。2023年9月にARROWSが運営する先生向けのプラットフォームを通じて提供を開始した。

 家庭科教材「服の一生を考えよう」は、自分で服を選んだり買ったりし始める年代の高校生に向けて、衣服の大量生産と大量消費による影響を知る中で、ファッション業界がもたらす環境汚染への気付きを促し、環境に配慮した衣服の選び方や付き合い方ができるようになることを目指して開発。ゴールドウインが実施している環境負荷軽減への取組みを参考に、ワークシート形式で生徒自らが考える機会を創出し、実生活を過ごすうえでの衣服との向き合い方について学ぶことを狙いとしているという。

 教材は、ARROWSが展開する国内最大級の先生プラットフォームを通じて「SENSEI よのなか学」の1つとして提供を開始。2023年9月から教材使用の募集を開始し、約3週間の応募期間ですでに1万人以上の学生の申込みを受け付けているという(9月26日現在)。

 授業時間は、1コマ(50分)完結を想定しており、推奨する学年は高校1年生。教材内容には、授業用スライド、ワークシート、動画、授業概要資料、授業進行台本が含まれる。授業実施可能期間は、2024年3月末までとしている。

 なお、「SENSEI よのなか学」とは、ARROWSが展開する先生向けプラットフォームの1部で、教科書にはない世の中に接続された学びの機会を子供たちに届けるため、全国の先生向けに無償で提供する学校授業用教材パッケージ。全国の先生へのニーズ調査をもとに制作・提供するとしている。

◆服の一生を考えよう
教材名:服の一生を考えよう
実施費用:無料
授業時間:各1コマ(50分) 完結
推奨校種・学年:高校1年生
推奨単元: 【家庭科】環境に配慮した衣生活
教材内容:授業用スライド、ワークシート、動画、授業概要資料、授業進行台本
授業実施可能期間:2024年3月末まで

《木村 薫》

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