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東京都、都立学校の実習支援専門員や契約職員など募集

 東京都教育委員会と東京都教育支援機構は2023年8月17日、都立学校の実習支援専門員、障害者雇用支援員、契約職員などの募集を公表した。申込締切は、実習支援員が8月30日(必着)。

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 東京都教育委員会と東京都教育支援機構は2023年8月17日、都立学校の実習支援専門員、障害者雇用支援員、契約職員などの募集を公表した。申込締切は、実習支援員が8月30日(必着)。

 採用予定職と人数、任用(雇用)予定期間は、東京都公立学校の会計年度任用職員として「都立学校実習支援専門員(工業)2名程度」「同(農業)3名程度」「同(理科)6名程度」「同(体育)1名」が、2023年10月1日から2024年3月31日まで。

 チャレンジ雇用として「障害者雇用支援員および都立学校障害者雇用支援員10名程度」が2023年11月1日から2024年3月31日まで。

 東京都教育支援機構における「契約職員(技術)若干名」「同(事務)障害者採用1名」が、2023年11月1日または12月1日から2024年3月31日まで。

 職務内容は、「都立学校実習支援専門員」が実験および実習の支援、実験および実習の指導に直接必要となる準備および整理、実験、実習、教科指導などに関する補助的業務、その他、校長などから命じられた学校全体で取り組む活動に関する業務。

 「障害者雇用支援員および、都立学校障害者雇用支援員」が、チャレンジ雇用教育事務補助員の障害特性を踏まえ、業務遂行や職場適応、スキル向上、自己理解のための直接支援および就労に向けた就労支援機関などとの連携など、チャレンジ雇用の推進に係る業務など。

 「契約職員(技術)」が都立学校の施設維持管理業務、修繕工事の工事店への発注、業務の進行管理、工事店からの請求関係書類の積算確認、履行状況の検査、学校からの修繕相談に対する現場調査や支援、都立学校施設維持管理システムを使用した業務の進行管理、工事積算単価表の作成業務、工事店説明会に関する業務など。

 「契約職員(事務)障害者採用」が、管理運営に係ること、機構の管理運営・庶務・広報・情報システムに関すること、機構職員の給与・人事に関すること、機構の財務・経理に関すること、機構の事業に係る業務など。

 勤務先は、「都立学校実習支援専門員」「障害者雇用支援員および、都立学校障害者雇用支援員」はWebサイトより確認できる。「契約職員(技術)」および「「契約職員事務)障害者採用」が、東京都教育支援機構(東京都中野区中央1-38-1住友中野坂上ビル11階)。

 応募資格は「都立学校実習支援専門員」が、「都立学校で教員または実習助手として勤務した経験のある者」「教科が工業の場合は、工業に関する高等学校または高等専門学校を卒業した者」「教科が農業の場合は、農業に関する高等学校または高等専門学校を卒業した者」「同等の経験または能力を有する」「東京都教育委員会が特に認める者」のいずれかを満たすことなど。実務経験がなくても、教科に関する専門的な知識・技能を有し、教員をサポートする職務に興味がある人を募集する。

 「契約職員(技術)」が、学歴および年齢は不問(ただし、満年齢が65歳に達する日の属する年度末日で雇用終了)健康であり、職務に対する知識と熱意を有し、新たな事柄に積極的にチャレンジする意欲を持つ、協調性と行動力がある、ワードおよびエクセルなどのソフトウェア(業務用システムを含む)を利用したパソコンによる事務処理が正確に実行できる。「建設会社、設計コンサルタントなどにおける建築・土木、電気設備に関する施工管理などの実務経験がある」「工業系の高校・専門学校・大学を卒業(中退も含む)している」「建築士、各種施工管理技士(技士補を含む)の資格を有する」のいずれかに該当する。

 「契約職員(事務)」が、学歴および年齢は不問(ただし、満年齢が65歳に達する日の属する年度末日で雇用終了)健康であり、職務に対する知識と熱意を有し、新たな事柄に積極的にチャレンジする意欲を持ち、協調性と行動力がある、ワードで書式設定、図の挿入などの操作、報告書などの作成、印刷、ファイルの保存などができる、エクセルで四則演算やSUM関数を使用した表の作成、データ集計などができる、関係機関と円滑な連絡調整を行うことができるなど。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかの交付を受けている、民間企業などにおいて1年以上、事務職としての勤務経験がある者。

 勤務条件や報酬は、「都立学校実習支援専門員(工業・農業)」が、1日7時間45分(定時制課程)、勤務時間は休憩時間45分と合わせて午後1時から午後10時までの間の時間帯で、8時間半。月額19万4,800円(予定)で第二種報酬(通勤費相当分)を上限5万5,000円/月)支給。

 「都立学校実習支援専門員(理科)(体育)」が、1日7時間45分で、年間96日(月の勤務日数は11日以上)で、各月の勤務割振りは、配置先の所属長が決定する。月額19万4,800円(予定)で第二種報酬(通勤費相当分)を上限5万5,000円/月)支給。

 「障害者雇用支援員および、都立学校障害者雇用支援員」が、原則月16日(月により、2日を上限として勤務日数が変動する場合あり)で、1日7時間45分で、勤務形態が官庁執務型(勤務時間および休憩時間は常勤職員の例による)。

 「契約職員(技術)」「契約職員(事務)」が、1日7時間45分(休憩時間を除く)、 週38時間45分。始業時刻は、午前7時半、8時、8時半、9時、9時半、10時、10時半のいずれかを職場状況などに応じて割り振る。時間外勤務あり。月額21万360円~30万6,960円(改定される場合あり)で、職務経験などにより決定。勤務成績に応じ、更新時昇給あり(上限あり)。賞与、超過勤務手当 、休日給、通勤手当あり。

 申込みや選考方法は、「都立学校実習支援専門員」が、必要書類を「東京都教育庁都立学校教育部高等学校教育課管理担当」宛てに郵送する。封筒に「都立学校実習支援専門員(工業・農業)応募書類在中」「都立学校実習支援専門員応募書類在中」と朱書きする。締切りは8月30日(当日消印有効)。選考は、書類による一次選考を実施し、結果を9月4日以降に文書で送付する。その後、面接による二次選考を9月7日から13日、配属予定校にて面接を実施。結果は、9月14日以降、受験者全員に文書で送付する。

 「障害者雇用支援員および、都立学校障害者雇用支援員」が、必要書類を「東京都教育庁総務部総務課チャレンジ雇用担当」宛てに郵送または持参する。締切りは9月6日(必着)まで。選考は、第一次選考による書類選考を実施し、結果は9月中旬に応募者宛てに郵送で通知。第二次選考の面接を、9月19日または20日のいずれか指定する日に実施。選考結果は、9月下旬に、選考対象者宛て郵送で通知。第三次選考による面接は、第二次選考合格者に対し、配属先候補での面接を10月2日から13日(予定)までのいずれか指定する日に実施する。結果は10月中旬以降、選考対象者宛て郵送で通知。採用決定者は10月下旬に採用者説明会を実施する。

 「契約職員(技術)」が、指定する求人掲載サイトでの応募、もしくは郵送で必要書類を応募する。郵送の場合、封筒に「契約職員(技術)応募書類在中」と朱書きする。9月13日午後5時まで(郵送の場合9月13日消印有効。第一次選考は、9月22日までに結果を通知予定。第二次選考は(第一次選考合格者のみ)、面接を9月上旬~9月下旬に実施予定。面接の前に、当機構所定の履歴書などを提出する場合がある。

 「契約職員(事務)」が、郵送で必要書類を応募する。封筒に「契約職員(事務)障害者採用選考」と朱書きする。9月13日(消印有効)。第一次選考は、9月22日までに結果を通知予定。第二次選考は(第一次選考合格者のみ)、面接を9月上旬~9月下旬に実施予定。第二次選考合格者とはならず補欠合格者となった場合は、補欠合格通知書を送付のうえ、採用候補者名簿に登載する。第二次選考合格者の辞退や雇用期間中の退職などにより欠員が生じた場合、名簿登載者の中から最終選考受験者を選定し、最終選考を実施することがある。名簿の有効期限は2024年3月末。詳細は、東京都教育委員会や、東京都教育支援機構より確認できる。

《宮内みりる》

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